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ニュージーランド中学・高校留学-その1

ニュージーランドの最大の特徴は豊かな自然と
そこで暮らす人々のおおらかさにあると思います。
豊かな自然を支えているのは人口密度が極めて低いこと、
人口400万人(北海道は554万人ほど、日本の2/3の面積)の人々は
酪農、鉱業、林業などに従事しています。
必然的に第2次産業だけでは国が成り立ちませんから、
豊かな自然をベースに観光(GDPの13%)で
国を成り立たせていると私は思っています。
羊や牛などの家畜は3000万頭と言われ、どこに行っても羊や牛がのどかに
牧草を食んでいる光景を目にします。
ニュージーランドには8校の総合大学があり、すべて国で運営されています。
難易度の序列をニュージーランド人は気にしないようです。
オークランド大学がナンバーワンという意識はないと
ある教育関係者は言っていました。
前回のブログでニュージーランドの中学高校の寮と北米のボーディングスクール
ではその成り立ちも運営のコンセプトも根本的に違うことを私は述べました。
酪農や林業の多いこの国では、そもそもボーディングスクールという特別の環境で
徹底したエリート教育を施す必要もないと思います。
人口分布についてはオークランドに100万人、
第2の都市クライストチャーチに39万ほどが集中していますから、
日本に比較してとんでもないくらいのんびりしていて、
人々はおおらかであると言えると思います。
そんな国が国をあげて中高留学生受け入れに取り組んだのは90年代の半ばです。
留学生用の英語クラス、ESOLの整備、ホームステイの確保とルール作り、
授業料と滞在費の算定と各校への留学担当者の配置と校長自らの積極営業などが、
実を結び、今まで受け入れの難しかった平均成績を下回る生徒たちや、
日本での教育システムに合わなかった生徒たちが、アメリカやカナダでなく、
ニュージーランドに行くようになりました。
続く

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