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中学・高校生-留学のための英語学習その5 英文作成

英文作成で中学、高校生がもっとも戸惑うのは
自分の意見を明確に述べるということです。
日本の通常の英語学習の中で、自分の意思にかかわらず、
文章のきれっぱしを日本語から英語に直す作業が中心のため、
意見を求められても意見そのものを表明する訓練が
あまりされていないところに問題点があると思います。
英語圏では小さいころから作文といえば、
まず自分の意見表明(トピックセンテンスと呼ばれています)があり、
それをサポートする段落が続き、最後に結論を述べるという
単純な訓練を繰り返し学習します。
それを生徒たちに説明し、日本語で意見表明をしなさいといっても、
それができない生徒がたくさんいます。
たとえば、下記のどちらがトピックセンテンスになりますか。
1 「私はアイロンがけが好きです」
2 「私は昨日、アイロンがけをしました」
1を選ぶ生徒には迷いはありませんが、「うーん」と考え込むタイプは
迷った挙句に2を選ぶというパターンです。
要するに、自らの意見ということに極めて遠いところにいるので、
「とっさに選べと言われてもわからない」というのが彼らの本音だと思います。
留学生たちは限られた期間の中でこの手法を学ぶわけですが、
そこに私は人の生まれ持った適応能力を実感します。
ダーウィンの言うとおり、「環境に適応するものが生き残る」という理論は、
時代を超えた真理であると思います。
トピックセンテンスに続くサポート
(英語でサポーティング・ディテールといいます)ですが、
アイロンがけを例にとると、
・しわが伸びてバリっとするその過程が楽しい
・(ドノバンのように)自分の好きなシャツは自分でアイロンする
・アイロンがけをしている時にいろいろなことを想像できる
などをテーマに段落展開すればいいわけです。
そして、結論は「だから私はアイロンがけが好きです」となります。
日本の作文は起承転結、序論、本論、結論
などの構成が一般的であると教えられるようですが、
私がお世話している生徒たちにこの理屈で
英文を書けなどと言う気は全くありません。
どう感じたか、それはなぜかという単純明快なところから、
話を広げ、展開してゆかなければ、
10代の感性は納得しないと私は考えています。
内容は簡潔に自分の興味のあることを中心にと考える。
そうでなければ、英作文に興味などわかないでしょう。
納得しさえすれば、おのずと彼らは自らの道を見つけはじめ、
苦労を克服する術を見つけ出すと私は信じています。
どれだけ早く自らの道にたどりつけるかは、
極めて個人差がありますが、前回のブログで申し上げたように、
現地での苦労というインパクトをプラスに変えるために、
親からのポジティブアドバイスが必須です。
そこに私は多くのエネルギーを注ぎます。

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