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ボーディングスクール選択の要素

200校を超えるアメリカ、ボーディングスクールのなかから、自分に合った学校を選択するために必要な要素はおおよそ下記のようになります。
① 志願者への英語力の要求度
② 学力の要求度
③ 費用
④ 学習環境
⑤ 留学生・現地生の比率
⑥ 評判
⑦ 進学実績
これらの情報のうち、①③④⑦はウェブ上でおおよそ集められます。その他の情報は、ウェブに頼ると、偏りがちになり、果たしてそれが正確で客観的な情報であるかどうかの判定は難しくなります。
そこで学校を訪問してみるということになるのですが、その前に今月11日と13日のブログで取り上げたアメリカ、ニューイングランド地方にあるボーディングスクールの入学難易度を総生徒数、寮生数、ESLの有無という情報を基にして考えてみます。
ボーディングスクールの入学難易度のおおよそを判定する基準は、寮生数に注目します。アメリカ、ボーディングスクールのポータルサイト、Boarding School Review、TABSで調べれば寮生数はすぐにわかります。私のボーディングスクールランキング5、4、3の学校を例に挙げてみます。
ランク5 Phillips Exeter Academy (総生徒数)1084(寮生数)872
ランク4 Berkshire School 395 356
ランク3 Tilton School 250 187
ランク5の10校の寮生数は最も少ないHill Schoolで396人です。ランク4の学校群、すなわちESLがないボーディングスクールの寮生数のレンジは250人から350人で、上限が多少上回る学校もなかにはあります。ランク3のESL付きの学校の寮生数のレンジは150名から250名くらいになります。
これらの数字情報を基にして、まず学校をリストアップします。そして、より多くの学校情報を集めるために、一般の出願者の場合、アドミッションオフィスに日本人留学生の連絡先を問い合わせてみるのも学校の情報を収集するうえでは良いと思います。
既存の生徒あるいは卒業生のメールアドレスや電話番号は個人情報ですが、情報公開については、本人の許可を得ています。
学校訪問をすればツアーガイドの生徒は、いずれのボーディングスクールでも必ず自分の連絡先を訪問した生徒に渡します。それがボーディングスクールの習慣になっています。
学校訪問をしなくても、日本からの留学生の連絡先を公開してくれるということは、学校選択のために有効な情報となり得ると思います。
なお、各ランクの難易度解説は下記サイトをご参照ください。
http://econcierge.blog37.fc2.com/blog-entry-97.html

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