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#3 アートについて-社会としてのボーディングスクール

<前日のブログに続きます>
教育イコール知識の蓄積と私たちは捉えがちです。
テレビでは物知り人が人気でコンスタントに
いろいろなクイズ番組に出演しています。
その人気度は長く続いていて単年で消えることはありません。
私事にわたって恐縮ですが、家内はクイズ番組が好きで、
そこで優勝する人たちを「すごいわ」として、我が家のテレビから
クイズ番組が消えることはありません。
私は高校時代の暗記学習への反発のせいか、クイズ番組は嫌いです。
知識が豊富なことは、良いことであり、尊重できますが、
あえて、それを見て楽しみたいとは思いません。
現代においては、クイズ番組の回答は「ググ」れば誰でも簡単に
即座に得ることができます。
クイズ番組の余談、失礼しました。
さて、ボーディングスクールの教育で芸術に関する取り上げ方は
素晴らしいの一言に尽き、その小社会を構成するうえで
欠くことのできない要素となっています。
学校規模の大小に関わらずボーディングスクールには、
体育館や講堂とは全く別の劇場が必ずあります。
さらには、演劇専用ともいえる小劇場設備を
多くのボーディングスクールが備えています。
私はボーディングスクールを便宜上、5段階のランクに分けていますが、
ESLのある中堅のランク3以上の学校は、そのほとんどが
コンサートができるような学校全体人数を収容できる劇場のほかに
数十人収容規模の小劇場を持っているのです。
劇場だけではもちろんありません。音楽の個人レッスン専用の小部屋、
絵画、陶芸、写真、グラフィックデザイン、ロボット、ドローン、
3Dプリンター、バーチャルスコープ、レーザープリンターなど、
みな独立した部屋で生徒たちのアートニーズを受け止めているのです。
学校訪問の際、これらの専門部屋を訪れて、そこに担当の先生がいると、
その説明が延々と続くのです。
タイムキーパーとしてコンサルタントは、5分くらいで「Thank you」を
言わなければいけないのですが、先生たちの科目に対する専心は、
訪問者の心をとらえているはずです。
先生の説明はまるで好きなことに没頭する子どものようですから。
アートもボーディングスクールという小社会では極めて重要な
役割を果たしていると言えます。
つづく

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