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Eaglebrook Schoolとジュニアボーディングスクール全般

今回の学校訪問は、ジュニアボーディングスクールです。Boarding School Reviewにリストされている中学校までに特化した(Primary focus)ジュニアボーディングスクールをリストします。
The Bement School, MA
Eaglebrook School, MA (All-boys)
Cardigan Mountain, NH (School All-boys)
Fay School, MA
Fessenden School, MA (All-boys)
Hillside School, MA All-boys
Indian Mountain School, CT
North Country School, NY
Oakland School, VA
The Rectory School, CT
Rumsey Hall School, CT
St. Catherine’s Academy, CA (All-Boys)
その数が以外と少ないのに驚かれると思います。マサチューセッツ州(MA)とコネチカット州(CT)だけでも40校を超える高校(9年生―12年生)の数に比べて、全米でこれしかジュニアボーディングスクールはないのです。上記の12校のうちこの2州に8校が集まっています。
この12校の学校群のうちで高校並みの施設を持ち、顕著な進学実績を誇っているのがEaglebrook Schoolです。
下記、この学校の基本情報です。
総生徒数:254人(寮生200人、通学生54人)
学年:6年生~9年生
留学生(寮生)受け入れ学年:6年生~9年
創立年:1922年
現在の日本人生徒数:0名
Boarding School Reviewの情報によれば、この学校の寄付金総額は75ミリオンドル(1ドル=100円として75億円)とあります。ボーディングスクール全体の平均寄付金総額が17ミリオンドルであることと比較すると、ジュニアボーディングスクールでありながらその数字はこの学校の実績を示すものと言えます。
Eaglebrook Schoolの入学考査に際して、最も重要なのが面接でしょう。ESLはありますが、独立したクラスではなく、留学生サポートとしての機能です。したがって、自分が何をサポートしてもらいたいのかが明確でないとその機能を利用することが出来ません。
毎度お伝えしていることですが、学習に関しては与えられることが当然であった環境の日本から、自ら考え、発信していく学習環境への移行は、だれでも半年程度の時間はかかります。
日本人留学生が留学初期に戸惑い、悩むのは、受け身の学習を能動に切り替えるための方法が全く見えないからです。これは、学習するというのではなく、自分で気づくものですから、その時期が来るまでは、我慢の時が続きます。
現実的には、この自主性が留学全般を通じて、彼らの将来に対して、大きな知的財産になることは間違えありません。
日本人留学生に関しては、TOEFLJuiorの足切り点はありませんが、750点以上が望ましく、また日常のコミュニケーションには困らない程度の英語力も必要とされると思います。
現在、日本からの留学生はゼロというのが、驚きですが、留学生の国籍バランスを重視するのはボーディングスクール運営の基本ですので、この学校への日本人志願者が大きなアドバンテージを最初から持っていることになります。

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