留学コンシェルジュ

#3 留学生-勉強の動機

<前日のブログに続きます>
勉強に対する動機が欠けて、成績が上がらない、受験対策にしても同様に漠然としている。なぜ、勉強に対する動機が一向に向上しないのでしょうか。
生徒の立場に立って考えてみると、勉強と彼らの日常の関連性がほとんどないことがあげられます。勉強がなぜ、どのようにして自分たちに役立つのかということが曖昧なまま学校生活が過ぎてしまうのは問題です。
納得できないことを無理やり強制すれば、その反発はどこかに向かわざるをえません。今の時代、多くの生徒の興味がネットに向かっています。
そもそも、勉強と日常が別であることは、今に始まったことではありません。学校という教育システムが確立して以来、同じように人々は教育を受け、日本は、敗戦のどん底から世界が驚くと同時に羨む驚異的な進歩を遂げました。その推進力となったのは教育です。日本の高度成長を支えてきた教育が今、大きく変わらざるを得ないのかもしれません。
「この子には欲がない」と今まで留学コンサルティングで数えきれないほど保護者の皆さんから聞きました。欲がないのは、生徒たちが、現状に不満とするものもなく、かといって強烈なチャレンジ精神を刺激するような出来事も持ち得ない状況です。
今まで日本の教育を支えてきたのは、広く深い知識です。しかし、知識は誰でも気軽に手に入れることができるようになりました。ネットを使えば、ほとんどの調べものが誰でも自由にできます。すなわち、知っていることの価値が変化しています。
いくら知識が豊富であっても、それを使いこなすアイディアや発想がなければ、役に立ちません。子どもたちは、それを直観的に知っているからこそ、知識を体系的に蓄積していく作業に追われる勉強に対して、無気力になっていくとは考えられないでしょうか。
ボーディングスクール教育の魅力は、少人数クラスとディスカッションの多さに集約できるように思います。これからの教育は、発想やものの見方が重視されると同時に、自分の考えを人にわかりやすく説明できなければなりません。そのような「知識」は、暗記によって生まれるものではありません。
子どもたちの勉強の動機を形作る大きな要素が少人数クラスやディスカッションにあるように思います。

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