留学コンシェルジュ

#2 留学生-勉強の動機

<前日のブログに続きます>
日常を劇的に変えることで、本人の危機意識を覚醒するのが留学の効用というのが、昨日のブログの要約ですが、留学してそれがすぐに起こるわけではありません。同様に、親に対する感謝の気持ちも留学して、すぐに生み出されるわけではありません。
そのような精神的余裕は留学当初の混沌期が終わる頃から少しずつ留学生に芽生え始めます。日本からの留学生がボーディングスクール生活で最初に困ることは、「どうしたい」という学校スタッフからの質問に回答を持てないことです。日本の学校生活とそれに付随する塾、家庭教師、予備校などでは、この質問はほとんどありません。
勉強そのもののコンセプトが変わってしまったその現実に戸惑うのは当然でしょう。試験に出ることを覚えるのが今までの授業だったものが、ひとクラス15名程度の少人数で、先生は絶えずクラスのメンバーに疑問を投げかけ、それにみな手を挙げて答えている。それが文科系のクラスでは続きます。
今まで覚えることに終始し、自分の意見を述べることなど考えず、ひたすら正解を求め続けてきた40名ほどの教室から全く別世界へと移動してしまったわけですから、それに慣れるまでに数か月は必要でしょう。
自分の意見を順序立てていえることが、ボーディングスクールで求められていることが理解できるあたりから、留学生の意識にも変化が起きてくるのです。
自ら考えることや、仮説を立ててそれを証明するといった勉強法は、正解、不正解式の勉強と違い、評価の仕方が難しく、客観性に欠ける傾向があります。しかしながら、アメリカの教育はそれで成り立っているのです。高校入試、大学入試における学力を計る試験である、SAT、SSATと学校の授業は無関係とは言えませんが、授業とは別の基準と考えられています。そのために、ボーディングスクールでは、日本と違い驚くほどに、このようなテストのための対策授業や補習授業は行われないのです。
アメリカボーディングスクールの最難関と言われているフィリップスアカデミー、アンドーバー校、エクセター校をはじめとして、テンスクールズでは、SAT対策クラスはないといえます。すなわち、テンスクールズで学ぶ生徒たちは、アメリカの大学で求められる学力水準をはるかにクリアしているのです。
つづく

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