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教育のグランドデザインを考える

中学、高校の留学は短くても3年間以上続きます。大学まで英語圏でとなると10年ほども海外で単身生活をすることになります。そのような長期留学では、留学当初からグランドデザインを考えることが大切であることも今までブログで述べてきました。
しかし、中学生、高校生にとって大学で何を勉強したいかなどといったことを具体的に留学前から考えることも本人にとっては、現実的ではありません。教育のグランドデザインは親主導で行われることが、現実的ではないかと思います。
中等教育での留学で最大の目標は、留学する本人の精神的自立にあると思います。
第一に、高校までを義務教育と考えて、それを全うすることが必須のゴールとなります。この目標を達成するために、最も重要なのが留学初年度の半年間です。この期間は、飛行機でいえば、離陸してから上昇を続けて高度を上げて、水平飛行に移るまでの期間です。
不安定な気流を横切るわけですから、横風や逆風だけでなく、機体の上下からさえも風に煽られることもあります。それでも、前に推進する力があってこそ、飛べるわけです。
留学生たちも、今まで経験のない異文化という乱気流のなかで、パイロット兼乗客である留学生は、水平安定飛行に移動するまで、いわば、問題解決あるいは、状況の学習とその対処に追われます。
今までの生活で学んだことが、必ずしも通用せず、孤独と不安に圧倒され、ただただ日常に身を任せることになる時期も最初の半年間のなかには必ずあるはずです。それでも、飛行機は空中分解など決してしません。そのように設計されているからです。その設計を担当した保護者としては、その確信を本人につたえてあげることがこの時期最も重要なことになります。
「どんなことがあっても大丈夫、かならず克服することはできる。そのためには、勉強することよりも、周りを観察して、そこから解決の糸口を探してみることが大切。机に向かって、暗記することが、今優先されるべきか考えてほしい。」というような親からのメッセージに本人がどれだけ勇気づけられることでしょう。
つづく

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