留学コンシェルジュ

#3 文型について-留学生のための英語学習

<昨日のブログに続きます>
留学生に英文法を教える際に最も重要なのは、試験に出る優先順位で教えるのではなく、彼らが学んできた「今」の英語力を更に伸ばす目的で教えることです。
その観点から考えると、文型を教える時に、第四文型、第五文型を私は無視します。英語生活の日常ではあまり使うことのない文型に貴重な時間を使うよりも、S+V+OとS+V+Cという英語構造と、文型とは関係ない形容詞、副詞、形容詞句、副詞句、そして名詞節、副詞節の役割を理解させるほうがより重要だからです。
留学して1年間を英語圏で過ごした生徒たちは、自分たちが英語ができないために苦労したり、悩んだりしたことを身をもって体験しています。故に、「学ぼう」という気が芽生えてくるわけです。もちろん、すべての留学生が1年後に学習意欲を燃やすわけではありません。
大方の生徒は、初めての留学生活ではたくさん苦労したし、今までにはない努力もしたのだから、夏休みは我が家で羽を伸ばしたいと考えます。1週間程度であれば、それもいいのですが、1か月も続くとさすがにお母さんもこれではいけないと思うようになります。
この状況に素早く対応することが必要です。留学生たちに学習の必然と彼らにとって役に立つ生きた学習を身に着けさせるためにも夏休みの文法学習はとても有効です。ただし、教える人を上手に選ばないと留学生たちには逆効果になる場合もあるでしょう。
日本の教科書どおりの学習では留学生たちは乗ってこないかもしれません。あくまでも、彼らの2年目の留学に役に立つという観点から教えなければいけません。前日のブログでも解説しましたが、文法学習の留学生に対する優先順位は、時制と関係詞ではないかと思います。
その理由は日本語を使う日常では、この二つの要素が無いに等しいからです。新しいことを学ぶのには、学ぶ側としては、第一言語のほうが良いことは明確です。
留学生たちの初年度、うまく導いてあげれば、学校が休みの間の学習をうまく流れに乗せることができると思います。
留学3年目になると、留学生の読む力はかなり伸びます。その時期に日本語で文法を学習するよりも、その前のほうが、学ぶ側にメリットがあるのは明白です。
夏休み後半に入る今、この1か月を既存の留学生たちには、ぜひ活用してもらいたいと思います。

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