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アメリカボーディングスクール-♯2 2019年入学難易度

<先週木曜日のブログに続きます>
前回はアメリカボーディングスクールでも最難関と言われているランク5、テンスクールズについて今年度の入学難易度について述べました。今日は、ランク4のボーディングスクールの今年度の入学難易度について考えてみたいと思います。
ランク4のボーディングスクールは下記のとおりです。
Berkshire School
Blair Academy
Brooks School
Canterbury School
Cate School
Cranbrook School
Emma Willard School
Governor’s Academy
Groton School
Kent School
Mercersburg Academy
Middlesex School
Milton Academy
Miss Porter’s School
Northfield Mount Hermon School
Peddie School
St. George’s School
St. Mark’s school
Stevenson School
Suffield Academy
Tabor Academy
Thatcher School
Westtown school
上記ボーディングスクールには、留学生のためのESLサポートはあってもESLクラスはありません。合格のためのTOEFLは80点以上が基本です。SSATは60パーセンタイル以上と思われます。
ランク4への志願者は、インタビューでネイティブスピーカーと同等のコミュニケーション力が求められます。志望の動機や学校への貢献、また自分が在学中に達成したいことやその理由など、自分の思っていることを論理的、体系的に英語で述べることが合格の基本条件となるでしょう。
上記の学校のなかには、TOEFL100点以上、SSATも80パーセンタイル以上の基礎学力を留学生に要求する学校もあります。留学生の出願国が多様なので、それぞれの年度で大きく入学の基準となるTOEFL、SSATの点数も異なることがあります。日本人志願者はその数がアジアのなかでは極めて少数のため国別合格枠においては、中国、韓国と比べて極めて有利ですが、年によっては日本人志願者が多い場合もあります。そうすると、TOEFL、SSATの基準が驚くほど高くなることがあります。場合によっては、合格基準がテンスクールズを上回るようなことも起こり得ます。
私は学校訪問の際に、それぞれの学校に日本からの出願状況を聞くようにしています。また、日本人合格枠についても率直に質問することにしています。日本ではそのような情報は、データとして公開されると思いますが、アメリカボーディングスクールでは、そのような綿密さや質問におおよそのアドミッションスタッフが回答してくれます。
その情報で出願校の合否がある程度予測でき、志願者の入学優先順位を決める手がかりとなります。
つづく

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