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学校を訪問する時期について

北米のボーディングスクールでは、年に2回、既存生徒の親を学校に招待する日を設けています。ペアレンツウィークエンドと呼ばれるこのイベントは、生徒を教えている先生と生徒の親との絶好のコミュニケーションの場となります。
このイベントの開催月は、ほとんどのボーディングスクールが10月と2月にしていますが、
この時期だけが生徒の親が先生と交流の機会ではありません。
アメリカ、ニューヨーク州の内陸部に我が子を留学させて3年目を迎えるお母さんから、我が子が今年度を終える時期に合わせて学校訪問をしたい旨の連絡がありました。その際、お母さんから、息子さんを教えている先生と個別に面談をしたいという希望を学校に伝えてほしいという依頼を受けました。
懇意にしているアドミッションスタッフにその旨伝えると、彼はDean of Students(生徒管理の責任者)に話を回してくれ、Deanから私に該当生徒の教師と午前8時から10時30分の間に15分程度の個別ミーティングを入れたとの連絡がありました。その翌日は、午前中に卒業式があります。今回の生徒の卒業は翌年なのですが、もちろん卒業式への参加は、既存生徒の親であればウェルカムですから、2日にわたって、我が子が学ぶ学校を知る良い機会になると思います。
このような柔軟な親への対応は、北米のボーディングスクールすべての学校に適応されるわけではないと思いますが、少なくともペアレンツウィークエンドにとらわれずに、学校を訪問するという機会を最大限に活用するこちらからの提案はしてみるものだと痛感しました。
一般に、学校とのコミュニケーションにおいては、相手が肯定的な場合の反応はすぐに返信がくる傾向があります。今回の学校への依頼も1日と置かずにとても積極的な返事をいただけたことに、「さすが」と感心させられます。
考えてみると、卒業式の前日というのは、先生にとっては、それほど忙しくはないのかもしれません。すでに、生徒の学業評価は終了していて、卒業式というイベントでの現場の先生方の役割は、おそらく「出席すること」のみではないかと思います。それ故に、その前日、非公式ではありますが、ペアレンツウィークエンドと同等の強化の先生方との個別ミーティングが可能になったわけです。
このミーティング、通訳は「我が子」が務めます。2年前までは、英語が全くといっていいほど話せなかった生徒が、通訳を務めるほどにまで成長できたことは、親にとって無上の喜びです。
来年の大学進学に向けて、このミーティングはとても貴重な情報交換の場となると思います。これから留学を考えているご家族、すでに留学している皆さんにこの情報が役立つことができれば幸いです。
また、「斉藤さん、これはぜひブログで紹介してください」といっていただいた、今回の学校訪問を実行されるお母さんにもこころから感謝いたします。

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