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勤勉な日本人 於シカゴオヘア国際空港

シカゴ、オヘア国際空港、乗り継ぎ待ちでラウンジにいます。
目の前のテーブルで日本人の二人組が真剣な眼差しでパソコンを打っています。
多国籍では世界でも屈指のオヘア国際空港ですが、
この二人は周囲の人々とは違い、パソコンに集中しています。
勝手に大きな声でワインを飲みながらイヤホンをつけてIT電話をする人、
バーラウンジでカクテルを飲む人たち、
テーブルで談笑するカップル、
フードバーでスープ、パスタ、ハム、チーズ、パンなどを
思い思いに盛り付ける人たち、
外に向かった設えたストールチェアに腰かけて、大小の飛行機の離着陸を
眺める人、そして外の光景とは無関係にスマホを眺める人たち、
いろいろな人がいるのですが、目の前の日本人二人組は、
怖いほどの眼差しでパソコン入力とスマホに集中しています。
この二人を見ていると、ニュージーランド在住、
ドイツ人で日本の文が化大好なESLの先生が私に語ったことを思い出します。
「日本という風土もその文化も大好き、でも私は日本の会社で仕事はしない。入社すると同時にパソコンと携帯電話を支給されて、会社に忠誠を尽くす日本人には到底なれない。」
そうでしょうね。日本の文化をこよなく愛し、京都に住み、
寺社仏閣めぐりをしても、日本人になるというのは、まったく別のことですね。
それもまた、diversity(多様性)として、尊重したいと思います。
とにかく、日本を愛してくれる外国人がいることは、
日本人として嬉しく思いますし、日本文化を誇り高く思います。
さて、この二人組、ひとめで日本人とわかります。
とにかく、仕事熱心であり、それにいささかの疑いも持たない。
彼らのようないわゆるサラリーマンが戦後の日本を作ってきたし、
これからもきっと日本を支えていくのだろうなと思います。
こうして書いている間も彼らの視線はパソコンとスマホだけです。
あと40分ほどで搭乗ゲートに向かうのですが、彼らの一人が、
席を立って、こちらに来て、テーブル中央にあるコンセントを指して、
「これ、どうやって出しました?」と尋ねられました。
-はじめから出てました。
と答えました。
同じ日本人、言葉は交わさなくても認識できるのですね。
日本人は、やっぱり勤勉が美しく、誠実に生きるべきなのだと思います。
そして、これからの世代には、それに加えて、しっかり自己主張をして、
自らを相手に認めさせることもぜひ身に着けてほしいと思います。
そろそろ、モントリオール行き、AC7596便のゲートに向かいます。

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