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Bishop’s College School, カナダ、ケベック州訪問

カナダ第二の都市、ケベック州モントリオールから車で二時間あまり、シャーブルックにあるBishop’s College Schoolを訪問しました。基本情報は下記のとおりです。
Bishop’s College School
総生徒数:260人(寮生人196、通学生64人)
学年:7年生~12年生
留学生(寮生)受け入れ学年:7年生~12年生
創立年:1836年
全校生徒に占める留学生の割合:40%
現在の日本人生徒数:0名
この学校、生徒全体に占める留学生の割合が40%と北米ボーディングスクールの平均よりも多いのですが、38か国から生徒がこの学校に留学しています。
100名あまりの留学生数ですが、一国に偏ることなくバランスよく留学生を受け入れています。現在日本国籍の留学生はゼロですから、日本からの志願者は歓迎されるでしょう。
入学に際しては、TOEFL、TOEFLJuniorのスコアは要求されませんが、数学力、英語力を確認するための2時間あまりの試験を受けることが必須となります。もちろんインタビューも必ず行われます。留学生志願者で、学校訪問ができない生徒については、スカイプインタビューでも構いません。
TABSの共通願書でも出願も可能で、推薦状は1通のみの提出となります。
この学校での公用語は英語ですが、ケベック州ではフランス語を話す人が66%、英語が16%、その他の言語が18%となっているそうです。確かに、モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港からこの学校へ向かうリムジンから流れるラジオはフランス語でした。
Bishop’s College Schoolでは、留学生もフランス語の履修は必須ですが、初級から始められるので、このクラスは、ケベック州での生活の必然からそのようになっていると思います。
年間の授業料は下記のとおりですが、この数字はアメリカボーディングスクールとほぼ同じと言えますが、換算レートはアメリカドルの7割程度ですので、円による支払い額は、カナダのボーディングスクールのほうが、親の費用負担は軽減されます。
授業料(食費、生活費を含む)  60,700ドル
入学金(初年度のみ) 4,000ドル
入学時預かり金(卒業時に返還) 2,500ドル
制服代(おおよそ) 1,200ドル
この学校の寄付金の総額は、TABS、ボーディングスクールレビューからの情報によると21ミリオンドルとなっています。学校規模から考えると17億円という寄付金のプール額はとても多いと思います。
寄付は一般的に、学校を卒業した生徒によることが多いので、この学校の実績の一端を表しているように思います。
今年の9月に向けて、7年生から10年生までの寮生募集は行われています。

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