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教育の根底にあるもの - ボーディングスクール

<昨日のブログに続きます>
ボーディングスクールの教育の根本は、生徒たちを有名大学に入れることよりも生徒たちが自らの意思で自らの人生を生きていく精神的な強さや自主性、主体性を身につけることにあるのではなかいと思います。
先生や学校経営に携わる人たちが、そのように思っていることは、授業態度や提出物に対する評価比率が中間、期末考査といったテストよりも高いことからもうかがい知れます。そして、大学側も成績評価を日本よりもはるかに重視します。高校の成績がどうであれ、入試の結果がすべてというような受験慣習は、アメリカでは考えられません。
アメリカの大学では、12年生の春、大学の合格が確定し、授業料の一部を大学に支払い、入学手続きを済ませても、卒業時の最終成績がD以下であると、大学の合格が取り消されるという事態が発生することが実際にあります。
もし、ボーディングスクールが有名大学への入学生徒数を争うということになれば、生徒たちの大学合格が決定した後、彼らが授業への手抜きをしても、構わないでしょうが、それはボーディングスクールでは許されません。最後の最後まで、授業は行われますし、普段と変わらに成績評価が下されます。
日本では大学の序列が偏差値によって決められています。学部ごとの偏差値も明確です。高校では、どれだけの生徒をランキングの高い学校に入学させることができたかによって、学校の評価がほぼ決定します。いくら、生徒の主体性や自主性を強調して成功しても、グローバル時代の国際人の必要性を説き、英語教育を徹底しても、そのことで偏差値の高い大学への進学率が向上しなければ、結局その学校は評価されないことでしょう。
結局は「どこの大学に何人」ということがすべてを決めてしまうように思います。
問題は、日本の大学が世界の高等教育機関として高い評価を受けていないことにあるのではないでしょうか。では、世界で高い評価を受けている大学と日本では超有名であっても、世界ではトップランクに入れない大学との差は何かとうことです。
私はそれを一言でいうのであれば、学校という組織のこころざしと目的意識の違いではないかと思います。
アメリカのアイビーリーク校といえば、世界でもトップクラスの評価を受けているグローバル総合大学ですが、それらの大学以外にも生徒総数が5000人以下で独自の教育を展開し、教える側も教えられる側も誇りを持ち、社会的評価の高い私立大学がたくさんあります。隠れたアイビーリーグ校などと呼ばれているその学校数は20数校に及びます。
つづく

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