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学年とクラスについて - ボーディングスクール

東京地方は時ならぬ雪、11月のアメリカ東海岸出張の時よりもはるかに冬の日になりました。
さて、今日のテーマですが・・・。
ボーディングスクールに限ったことではないかもしれませんが、英語圏の国においては、仕事
の役割分担が日本よりも徹底しています。
アメリカ、カナダのボーディングスクール、スイスのインターナショナルスクール、そしてニュージーランドの学校を訪問して感じるのは、教室と先生の部屋、そして各部署の配置の仕方が日本の学校とは全く異なるということです。
日本のような職員室は英語圏の学校のどこにもありません。文科系クラス(Humanities)、理科系クラス(Math and Science)は、建物が独立しているか、あるいは階やウィングによって明確に区別されていて、それぞれの部署に先生が独立して自分の部屋を持っています。
ボーディングスクールには、日本の学校のような何年何組というクラス分けはありません。9年生から12年生の4学年で平均総生徒数が300名程度の学校ですから、学年を組わけにはしません。それぞれの生徒にはアドバイザーという日本でいうところの担任の先生が付きますが、アドバイザーが担当する生徒は多くても12名程度で一般的には7-8人です。
毎週1、2度、アドバイザーとその担当する生徒のミーティングが行われ、アドバイザーは生徒の学習および生活に問題がないかを確認します。
このアドバイザーグループミーティング、以外にも生徒は個別にアドバイザーと会って、生活や学習に対する悩みや問題点があれば、相談することができます。
少人数クラスでどのような授業が行われているかは、いままで折に触れてこのブログで述べてきましたが、定期的に質問のための時間帯を設けて、通常の授業以外で個々の生徒の質問に答えるというのは、ボーディングスクールでは学校運営の標準になっています。
そのほか、宿題、課題などで書くことを大変重視するボーディングスクールでは、書き方専門に指導してくれる教室があり、そこで学年に関係なく生徒は書き方指導をうけることができます。
ボーディングスクールのサポートの厚さは、すべてそこで学ぶ生徒の自発性、自主性によって機能します。自分のアドバイザーがいかに熱心で有能な人間であっても、定期ミーティングで生徒が自分の問題点や課題をアドバイザーに説明することが基本であり、原則であることは、ボーディングスクールのみならず、英語圏全般の社会常識であり、生活文化であると思います。
書き方指導にしても、その機能を最大に引き出すのは、生徒自身のやる気であり、主体性です。
書き方指導者がそれぞれの生徒の書き方力を自動的にモニターしたり、診断したりすることはありません。
つづく

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