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3 学校選定の基本 - アドミッションスタッフの大切さ

<土曜日のブログに続きます>
ボーディングスクールを5つのランクに分けてそれぞれの入学難易度について先週解説をしました。日本的に考えれば、ランクの高い学校イコール、大学進学に有利となりますが、アメリカでは、そのように考えられていません。学校選定の基本はあくまでも自分に合った学校の選択です。
成績評価以外で「自分に合った学校」というのは、どのような基準なのでしょうか。施設の充実度、選択できる科目の多さ、音楽、芸術、スポーツなど、主要科目以外の学習充実度などが、自分に合っているかという視点で考えられます。
そして、何よりも大切なのがアドミッションスタッフの対応です。施設や科目、そして副教科などは、学校訪問をすれば、物理的におおよそ認識できます。自分が興味のあることを事前に学校に知らせておけば、担当の先生を紹介してくれますし、授業などの体験も応じてくれると思います。しかし、志願者や家族が知りたい要素の中には、そこで学ぶ人、教える人たちが何を考えているのか、何を達成しようとしているのかなどの観念的なこともあります。その点を包括しているのがアドミッションスタッフです。
何度かこのブログで解説しましたが、アドミッションスタッフの名刺で、名前の後に2桁の数字が書いてあるものは、本人の卒業年度を示します。数字の前にPが加わると、自分の子どもを卒業させた年度ということになります。
アメリカボーディングスクールの世界は、卒業生が社会に出て、そして学校に戻ってくるというサイクルが成り立ちます。学校経営陣にしても、自校のことを熟知している人物が学校のことを説明することで、志願者とその家族が納得できることに期待しています。
志願者や家族からどのような質問をされても、自分自身がすでに通ってきた道に沿って説明をすればいいわけですから、その説得力はかなり高いといえます。
自分に合った学校の大きな要素は、自分をインタビューしたアドミッションスタッフとの相性がとても大きいと言えます。施設が素晴らしく、選択科目や芸術、音楽、スポーツ共に圧倒されるような充実度があったとしても、アドミッションスタッフが居丈高であったり、質問に対して的確な答えをしてくれなければ、学校の価値が下がると判断するのが、英語圏の文化と言えます。
私は、学校訪問に際しては、以上の点を訪問するご家族に説明し、出願する本人およびご家族の直観力を重んじるようにアドバイスをしています。

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