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#3 ボーディングスクールのハンズオン教育について

<昨日のブログに続きます>
単なるテストのための暗記はテストが終わると忘れ去られても差し支えありません。それをあえて維持しておく必要もありません。現実的には次々に暗記すべき課題、項目が生徒たちに与えられます。そして、その集大成が大学の受験ということになります。
英語を必須として、国語、社会系科目、数学系、理科系科目が受験では選択できると思いますが、本人が好きで覚えるというよりも覚えやすい科目を選ぶ、自分が興味があり、研究もしてみたい科目や分野と直接受験が結びつく人は幸いですが、おそらく、そのような人は日本ではごく少数でしかないと思います。
英語を誰もが話したいと思うばかりでなく、コミュニケーションの手段として、それを使いこなすことが求められているにも関わらず、実用に耐える英語の学習は受験とは直接に結びつきません。
近い将来、英語での4技能、すなわち読む、書く、聞く、話すが受験で問われることになるとのことですが、試験という形式をとる以上、そのスタンダードに合わせなければ点数が取れません。したがって、話す、聞くという分野においても、合理的に学び、合理的に点数を取るためには、好むと好まざるとにかかわらず、試験用の暗記が中心になるという受験文化はこれからも継続されると思います。受験生も大変ですが、むしろそのスタンダードに合わせて、指導を変えなければいけない先生も大変です。
日本式受験は、アメリカであればSAT、TOEFL、ACTなどの学力を図るテストのみで受験生の合否を判断していることになります。内申書と呼ばれる先生のコメント付き成績表はあくまでも参考程度、志望の動機についても、ボーディングスクールのように質問事項が5~9もあるわけではありません。
このような評価方法と合否の判定が、明治以降の公平で平等な大学入学への審査方式となっています。私は、この試験方式の利点は、大量生産、大量消費という日本の経済成長期には、とても効率よく機能すると思いますが、現代の日本の成熟した社会やグローバルという視点から考えると、その方式がうまく機能するとは思えません。
つづく

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