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Emma Willard Schoolのレセプション

10月、11月はボーディングスクールのアドミッションスタッフが最も活発に活動する時期です。9月に新学年が始まり、新入生が落ち着き始めるころに、来年度の新入生獲得のために、彼らはアジア方面、南アメリカ方面、そして東ヨーロッパへとリクルートツアーに出かけます。
昨晩、Emma Willard Schoolのレセプションに参加しました。ホスト役は、校長代行を務めているDr. Suzan R. Groesbeckと(学校)経営推進・社会奉仕活動担当のMr. Joseph Heftaでした。新たな校長が決定するまでの期間、その任についたGroesbeckさんですが、とても親しみやすく、彼女とは初対面となる出願予定者2名とそのお母さん、そして現在Emma Willard Schoolの9年生のお母さんにわかりやすく自校の特徴と、そこで学ぶことのメリットを説明されました。
彼女が入学した大学は、リベラルアーツ系大学として著名な大学だったそうです。しかし、それはお母さんが決めた大学で、本人としては好きになれなかったという自らの例を引いて、これからの出願希望の生徒に学校との相性を強調しました。
彼女は学校との連絡のため途中で退席しますが、その後、Hefta氏がホスト役を引き継ぎました。経営推進というタイトルはAdvancementの訳なのですが、彼からもらった名刺の裏側の日本語バージョンから引用しました。経営推進を具体的に言えば、寄付を募る担当者です。Emma Willard Schoolでは毎年、2ミリオンドル(約2億円)の寄付があるそうですが、それを維持、推進するための専門部員です。
Emma Willard Schoolの総生徒数は358名、1名5万ドルの授業料としてその合計は、180ミリオンドル弱(約18億円)になります。大雑把にいえば、寄付によって学校経営の11%ほどが賄われるということになります。358名の生徒数に対して、学校の職員は100名とGroesbeckさんは言っていましたから、おそらく年間の人件費と学校施設のメンテナンスに授業料のほとんどが充てられると考えられますので、ボーディングスクールにとって、寄付は生徒たちの学校生活の向上のためになくてはならないものなのです。
「それならば、寄付を義務にして募ればいい」というのは、ボーディングスクールにおける常識のなかにはありません。寄付を募るやり方は千差万別ですが、一貫しているのは、あくまでも寄付は任意で行うということです。
昨日のレセプションに参加した家族は3組でした。そのうちの2組は出願を考えている生徒とお母さんですから、寄付の話は、彼らにとって聞きたい情報の中心となりえません。Hefta氏はそれを理解して、寄付よりも学校運営の一般的な話と参加者からの質問に答えることに終始していました。
これからのEmma Willard Schoolのレセプション、より多くの卒業生、在学生の家族が参加して、その独自の教育理念をより多くの留学希望者に知ってもらう機会を提供してくれること願っています。

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