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努力は必ず報われる ― 卒業生のお父さんからのメール

先日のブログの続きは明日以降にスキップさせていただきます。
先週、ご紹介した卒業生ですが、彼のお父さんから週末にメールをいただきました。
お父さんのメールによると、会社の勧めで受けたTOEICで彼は満点だったそうです。
本人はTOEICを受けるつもりはなかったと思いますが、
「会社の勧めで」というのは、英語力の客観的証明があったほうが、
これから本人も会社も便利な面があるからとの判断でしょう。
そのことを知らせてくれたお父さんに私は感謝します。
彼が留学を決めた時には、インターネットはなく、高校への卒業目的の留学は、
極めて珍しい時代でした。
公開されているアメリカ中等教育機関の情報はほとんどありません。
そのなかで留学を決意することは、決して簡単ではなかったと思います。
私は彼にアメリカの東海岸ではなく、中部の田舎町にある寮付き私立学校への
留学を勧めました。
治安面では問題ありませんが、アメリカの多くの私立がそうであるように、
プロテスタントクリスチャンによって創立された学校であり、
そこで学ぶ多くの生徒たちの家庭も敬虔なクリスチャンなのです。
留学生の受け入れについて、その担当は校長先生でした。
私はその先生のお宅に泊まらせていただいたこともあったのですが、
アメリカの田舎、クリスチャン、寮生活というのは、都会生活に慣れた、
日本人留学生にとっては、天変地異であり、そこで生きていくということは、
勉強以前に極めて強いサバイバル性と意思の力が必要だったと思います。
留学は、本人が好んで行ったことですが、果たして、留学後の状況を
彼は日本で想像しえたでしょうか。
また、本人を支えるご両親もわが子が対峙することになる
現実を想像できたでしょうか。
彼の留学物語のなかで、私の記憶は留学前がそのほとんどで、
留学後の印象は、男子にしては珍しく彼は太り、そして背丈も伸びて、
アメリカ人並みの体躯になったことでした。
たくましい限りですが、彼のアメリカ生活の本当の苦労とその克服は、
高等教育機関以降にあったのではないかと思います。
すなわち、親の庇護下から精神的に離れ、経済的にも自立する過程で
たくさんのポジティブ、ネガティブな未知との遭遇があったはずです。
結局、努力は報われるのだと思います。
私は彼の留学と海外生活そして日本への帰国という一連の経過を
想像してそのように思います。
彼が大企業に勤めているからではありません。
自分の経てきた道に対して彼が納得をしているからです。
そうでなければ、四半世紀も前にかかわった私にメールが来るはずがありません。
留学という異文化体験がポジティブであることは、私自身も同じです。
その体験が私の現在のコンサルティングの基本を作っています。
努力は必ず報われるということには、一つの大前提が欠かせないと思います。
努力はし続けるものだということです。
かたちが変わっても、努力をし続ける限り、必ず報われる。
昔、むかしにお世話した生徒さんとそのお父さんが、私に教えてくれたことです。

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