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#7 外出などの許可について ― ボーディングスクール留学

留学当初はボーディングスクール生活の勝手がわからず新入生は苦労するものです。そのために、上級生の先輩やアドバイザーが新入生の世話役として割り当てられます。アドバイザーは、日本でいえば担任の先生にあたります。ボーディングスクールはクラスの人数が日本の1/3くらいですから各学年とも「組」という概念がありません。組単位のグループではなく、生徒は個として対応されると考えていいと思います。
初年度留学生の場合、アドバイザーやメンターと呼ばれる自分の世話をやいてくれる人と1週間に一度定期的に会っても、英語がわからないので、込み入った話はできません。しかし・・・ ― 気の利いたアドバイザーの先生やメンターであれば、新入生の必須事項で本人がわかっていないところは、教えてくれるでしょうし、留学生の陥りやすいことがらを合理的に説明してくれる・・・ ― と日本人であれば、考えると思いますが、そこまで気の利いた先生や上級生たちのことを留学生から聞いたことはありません。
おそらく、英語圏の文化として、相手の気持ちを考えるという日本人には社会的必須項目がかけているのではないかと思います。みな、小さい時から自分のことは自分でする、判断も求められてきたわけですから、そうでない留学生の気持ちを慮るということに無理があるのかもしれません。
ボーディングスクールでは、日本の学校と違って、24時間が学校での生活ですが、週末やスポーツ活動などで学校外に出かけることも日本の学校に比べれば、多くあるといえます。そのような時、生徒管理上、外出時に生徒の意思を確認し、また外出が宿泊を伴う場合、親からの外出許可を取り、生徒の管理責任とその範囲を明確にします。
たとえば週末の外出などは、複数の場所に行くというのは、ボーディングスクールは当たり前のことですが、団体行動や団体活動が基本となっている日本の学校では、週末管理がなく、さらに通常の大きな学校行事は全学ないしは、特定の学年の全員参加が基本となっているために、「サインイン」ということが日本からの留学生には解らない場合が多いのです。
留学生たちは、主体的に判断するという精神作業をおおよそ1年間で習得します。さらに1年たつと、オンラインとなっている教科書の購入、健康診断、病歴なども自分でできるようになります。
3年目を迎え、英語力ゼロで渡航した生徒も英語圏の文化を理解し、また日本の文化も否定するのではなく、環境や条件によって適宜、使い分けるという作業も自然に身に着けていきます。

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