留学コンシェルジュ

#9 コンサルタントの役割―ボーディングスクールの出願プロセス

留学を決意してから、実際に渡航するまでの過程には、日本の教育とは根本的に異なることがいくつもあります。
たとえば、出願先のボーディングスクールを訪問すること、学校が独自で行う試験はないこと、出願受付期間が半年余りもあること、自己アピールの方法など、日本式の概念のもとにボーディングスクールに留学すると、多くの戸惑いがあります。
その戸惑いを最小限に押えるためにコンサルタントの果たす役割はとても大きいと思います。
コンサルタント側から留学生を見る時、それぞれの生徒たちの可能性は十分に考えられますし、実際に英語力がほぼゼロだった生徒が1年の留学後にSLEPのリスニングセクションでほぼ完ぺきな結果を出すことを目の当たりにするとき、若者の精神的柔軟性や適応力の素晴らしさに感動します。
一人ひとりの生徒に内在している個性、特性を彼らの将来に繋げてゆく作業は夢や希望以外のなにものでもありません。
そこまで行けば、留学した子どもたちは、自らの道を切り拓くだけの力を備えるのではないかと思います。そこに至るまでの道は決して平坦で順調なものではありませんが、人生とはそもそも順調がずっと続くわけではなく、またトラブルのみで構成されるものでもありません。それを身をもって理解することが、彼らの人間的成長をかなり加速させることは間違えのないことです。
10代初めの留学は、そのチャレンジャーに対して、人生は甘くはないということを体験させることにあると思います。それまで、知識を徹底して増やすことに専念してきた若者にとっては、留学とは驚くべき現実に直面することですが、それは、組織や団体に依存した生き方ではなく、自らの意思を持ち、考え、知恵をしぼって、「自分」を成長させるためには欠かせないことです。
私が目指したい留学のコンサルティングとは、留学する人たちが自分の目で世界を見て、その将来を考えるための基礎をつくるということです。これから、自分はどうしたいのかということを、組織や団体に頼るのではなく、徹底して自分で考えだせるその知恵と勇気をはぐくむことです。

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