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#8 教育の選択肢 小学校のボーディングスクール

<昨日のブログに続きます>
小学校留学の豊富な選択肢があるのはイギリスであることを昨日のブログで述べました。その前にイギリスのプレップスクールのリストを掲載しました。他の英語圏の国では考えられないほど豊富に小学校あるいはそれ以前からのボーディングスクールがイギリスにはあります。
イギリスのボーディングスクールはアメリカ、スイスとは違った特徴がいくつかあります。その一つがガーディアンという現地での保護者代わりの人の役割についてです。アメリカ、スイスのボーディングスクールでは、ガーディアンは必須でないところがほとんどですが、イギリスではガーディアンをつけるように学校から指示されます。留学生受入れ競争の激しいシニアスクールにおいては、ガーディアン役を留学生担当者が行う学校もあると思いますが、プレップスクールにおいては、ガーディアンは不可欠です。生徒の年齢が小さく、休みの度に、滞在場所を探し、送迎を行い、また滞在中も本人の動向をある程度把握するなどの世話は簡単に行えるものではありません。したがって、ガーディアンの良しあしは小学生の留学においては、とても重要な要素になります。
イギリス、アメリカのボーディングスクールには、ロングウィークエンドといって週末から週明けを休みにすることが年に数回あります。エクシート、ペアレンツウィークエンドなど、呼称はいくつかありますが、4日間ほどの休み期間をアメリカのボーディングスクールでは、学校がホームステイを手配してくれますが、イギリスの学校、特にプレップスクールでは学校寮が閉じる時期の滞在場所の手配を学校が行うことはありません。
1学年3期制のイギリスでは、学期と学期の間の2週間程度の休みは、当然寮も閉じますが、その間、寮生の滞在場所の手配を学校が行うことはあり得ません。したがって、留学生の親は必然的に現地で学校と適宜連絡を取り、休み期間の生徒の面倒を見てくれるガーディアンを探さなければなりません。
アメリカのジュニアボーディングスクールでは、11月の感謝祭休み(1週間から10日ほど)は学校が積極的に留学生をお世話することが当たり前になりつつあります。そうするニーズが留学生の親から挙がったことを学校が受けいれるようになってきました。
つづく

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