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2022年ボーディングスクール訪問 Phillips Exeter Academy

Deerfield Academyの訪問を終えて次の訪問校であるPhilips Exeter Academyへ向かいます。

マサチューセッツ州の内陸にあるDeerfieldから一気にお隣の州であるニューハンプシャーの海沿い近くまで移動をするわけですが、ニューイングラントと呼ばれるこの辺り一帯の地域においては移動中に見られる街の風景はどこも同じような雰囲気を持っています。緑豊かで湖が多く、移住してきたイギリス人がこの辺りのエリアを好んだい理由もわかるような気がします。一方で一昨日まで滞在をしていたニュージャージー州と比べると一気に紅葉が進んでいる様子は明らかで、アメリカならではの広大な区間を移動していることを自然の風景の中から感じることができます。

Philips Exeter Academyは言わずと知れたボーディングスクールの中でも優秀な学校として知られてるTen Schoolsの一つ。そしてその中でも合格率は10%に満たない最難関の学校であり、卒業生の進学先においては当然のようにHarvard University, Yale University, Massachusetts Institute of Technology(MIT), Brown University, University of Pennsylvaniaをはじめとした名だたる超名門大学が並びます。

Philips Exeter Academyの基本情報を以下にまとめました。

総生徒数:1084人(寮生872人、通学生212人)

学年:9年生~PG年生

留学生(寮生)7%

創立年:1778年

学校タイプ:共学

歴史においても最古参の学校であることはもちろんですが特質すべきは人数の規模が他のボーディングスクールに比べても倍ほどの人数の生徒たちがこの学校で学んでいること。そしてそれに見合う選択できるカリキュラムの多さがこの学校の特徴を物語っています。

今年はコロナの影響でいつもこの学校を訪問する際に訪れるAdmission Officeは閉鎖されていましたが、例年の学校のAdmission Officeを訪問してまず目に入るのが、この学校のカリキュラムをまとめた冊子です。その厚さは他のどの学校よりも厚く、大学のそれを思わせます。大学並み、場合によってはそれを凌ぐレベルのカリキュラムを提供している学校であることをカリキュラムの内容に少し目を通しただけでも容易に想像ができます。

今年については面接はオンラインのみとなっているため、今回の訪問はキャンパスツアーのみとなっていましたが、Philips Exeter Academyのキャンパスツアーは少し趣向を凝らしていて、まずはその時間に訪問予約をした生徒たちに対して、卒業生とAdmissionスタッフの方々によるパネルディスカッションが行われました。

SSATは今年はオプショナルであることなどのAdmissionに関わる話のほかに、Exeterでの経験が如何に卒業後の生活に影響を及ぼしているのか?について主に卒業生は語ってくれました。ボーディングスクールでの学業の大変さはあるもものの、それをやり遂げたことで得られる自信は卒業に実感として得られること、ほぼ全ての授業がHarknessで行われることのメリット、デメリットなどについての鋭い質問についてもしっかりと、自らの言葉で答えられる先輩からのアドバイスはその場にいた多くの学生たちの心に響いたと思います。

優秀な生徒がこれだけの人数集まる学校ですから、絶え間ない自己研鑽をしたい学生にとっては変えがたい環境とそこで出会う他の優秀な生徒たちとのネットワークはPricelessと言えると思います。一方で学業におけるプレッシャーは並々ならないものがあることも付け加えておきます。

コンサルタントとしての仕事はホームページやネット情報では得られない生の情報をお伝えすることがその使命の一つです。その貴重な情報収集のリソースは毎年のように訪問することで得られる学校とのコミュニケーションから得られる情報、そして何よりも実際に通っている生徒や生徒同士のネットワークからヒアリングする実際の学校の実情です。

これだけ学業レベルが高く、その期待値も高い学校に通うためにはやはりその校風にあった学生であることが求められます。ここで詳しく述べると文字数が膨大になりますので避けますが、実際にこの学校でのびのび生活を送ることができるか?それとも四苦八苦しながらの学生生活を送ることになるのか?どちらも素晴らしい経験になることは間違いないでしょう、しかしながら、それが自らの学業環境として求めていたものと大きなギャップが生じてしまう場合それは、あまり良い留学生活とは言えません。

何度も強調する部分になりますが、日本の受験と異なりボーディングスクールは最終目的地点ではなく、自らの可能性をさらに伸ばすための発射台であることを忘れてはいけません。ネームバリューのある学校へ入ることが目的ではなく、その学校の環境で自分の可能性を伸ばしていくことができるのか?これがボーディングスクール留学においての最大の興味関心ごとであるべきと考えています。

その視点で見たときにPhilips Exeter Academyという素晴らしい環境と他を寄せ付けない圧倒的な実績が自分自身を伸ばすための糧になるのか?ボーディングスクールを選ぶにあたってはそれが最大の関心ごとであって欲しいと思っています。

ボーディングスクール選びにおいて、仮に偏差値なるものがボーディングスクールにおいて存在するのであれば圧倒的なポジションにあるPhilips Exeter Academy。同時に、この学校が必ずしも全ての学生、ご家族にとっての第一志望では無いという実情はボーディングスクール、アメリカにおける教育の奥深さを物語っています。

 

 

 

 

 

 

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