留学コンシェルジュ

2021年はボーディングスクールとともに始まります。

皆さま

遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。

引き続き、日本を含め世界中でコロナが猛威を振るい、その勢いは収まる気配がありません。去年の今頃はこんなにもコロナの影響が長引くとは思ってもいませんでした。留学への影響はとても大きく、未だに渡航できる国も限られているのでいろいろな手配自体が手探り状態で進んでいます。

通常、アメリカのボーディングスクール留学については去年の10月頃から今頃まで学校訪問をして学校の様子を肌で感じる機会を持ちます。同時にインタビューもその際に行われるので、インタビューの練習等については年末あたりにピークを持っていきます。

しかしながら、今年は残念ながら学校訪問をすることができません。「百聞は一見に如かず」という諺にあるように学校訪問は学校の施設面を見るだけでなく、学校の雰囲気、その雰囲気を創出する生徒たちの振る舞い、食事のにおい、五感を通していろいろなものを吸収した結果として学校の選定をしていきます。

それができない今年はZOOMやバーチャルキャンパスツアーなどを駆使してできる限り学校訪問と同じ体験ができるような仕組みを各学校がいろいろと趣向を凝らして提供してくれています。学校訪問の際にはインタビューの前に生徒や学校スタッフと雑談をする機会に恵まれますが、今年はこちらからリクエストをすることが前提ですが、本番のインタビューの前に現役の生徒やスタッフとの雑談の場をオンラインで設けてくれます。そういった意味ではこちらからしっかりとしたアクションを起こすことで学校訪問ができないデメリットについては最小限に抑えられるでしょう。

それ以外の入学申請のための書類提出はほぼすべての学校がオンラインへ移行しているため、コロナの影響は最小限といってよいでしょう。今年も去年まではTABSの紙面を受け入れていた学校が今年からオンラインのみに切り替わりました。また、英語力の判定については通常、TOEFL JrやTOEFLを求めてくる学校も世界的に受験予約が困難な状況が続いているため、オンラインでの英語力判定が可能なDuolingoなどの新しい形式の試験結果を受け入れてくれる学校も出てきています。一般的にLevel3,4の学校群は足切りのための選考ではなく、子供の可能性を導き出すための道具としての書類審査ですから、彼らも色々な代替案を講じながらコロナ禍における生徒受け入れのためのプロセスを構築しています。

1年前までは想像さえしなかったこの難局を子供の留学に関わるすべての人たちの取り組みと工夫で乗り切ろうとしています。この先に大きな発見があることを願わずにはおれません。2021年は事態が好転し、再び人の行き来が活発になることを祈るばかりです。

今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

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