留学コンシェルジュ

#1 留学準備期間について

北半球の学校へ留学する場合、おおよそ9月が学校の開始になりますが、日本の学校を3月の中旬で終了してから留学するまでの期間をどのようにて過ごしたらいいかという質問を良く受けます。
一般的には、日本の学校に留学直前まで在学しますが、中学校を卒業してから留学する場合、サマースクールに入学するために渡航するとなると、日本の高校での在学期間が短すぎて中途半端になってしまいます。
留学先が4月からの留学生受入れを認めてくれれば良いのですが、現在のところ、ボーディングスクール、およびホームステイプラス通学校でそのような留学生受け入れを行っている学校はとても少ないのが実情です。
スイスの学校では4月から6月までの3か月間の在学を認めてくれるボーディングスクールもありますが、それに対する授業料等、学校経費がとても割高になってしまいます。
英語に慣れる、生活に慣れるという目的をしっかり達成できて、留学生に対するサポートがしっかりしていて、経費も最小限に抑えられるのは、英語圏の国ではニュージーランドがお勧めです。
スイスのあるボーディングスクールで4月から6月までの受け入れのための経費を尋ねたところなんとおおよそ6万フランとの回答でした。それに対して、ニュージーランドの1学期(約10週間)の総合経費は7千ドルほどです。大雑把に日本円に換算すれば、スイスが720万円なのに対して、ニュージーランドは56万円です。
ニュージーランドの学校は、留学生の受け入れに積極的で、費用に関しても他の英語圏のボーディングスクールに比較すると三分の一以下の経費負担で済みます。学期間の2週間ほどの休みについても、寮滞在の生徒のために学校側が自動的にホームステイを手配してくれて、その費用も当初の支払いに組み込まれています。
アメリカ、イギリスのボーディングスクールの場合、寮が閉じる感謝祭、冬休み、春休みなど、自国に帰らず現地に滞在したい場合の学校の対応はすべてオプションであり、その都度申込みと支払の手続きが必要になります。
短期間の留学体験では、その面倒見の良さ、対応の速さ、融通性などを考えるとニュージーランドはお勧めできる留学先です。

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