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#2 スイスボーディングスクール 入学難易度について

スイスのボーディングスクールでESLがあり、日本人を受け入れることが可能な学校は20校あまりです。北米のTABS(The Association of Boarding Schools:ボーディングスクール協会)に加盟している学校が300校あまりなのと比較するとかなり少ないですが、小学校での生徒受け入れや日本人卒業生ネットワークの充実などで1校当たりの日本人数はアメリカ、カナダのボーディングスクールよりも多いといえます。
アメリカのランク5およびランク4に該当するような、ESLがなく、入学時の英語力がTOEFLで80点以上というような難易度の高いボーディングスクールはスイスにはないといえますが、IBプログラムによる学習が標準となっているために、高校2年時での英語力は最低でもTOEFL50点以上が望ましいでしょう。
高校2年時、すなわち11年生になった時に、それだけの英語力がないとしても、8年生、9年生から継続して英語環境で学習し、生活している生徒たちは、日常の英語に不自由をすることはありません。
小学生としてスイスのボーディングスクールに入学する場合は、英語力がほぼ問われることがなく、中学生での入学においても、そのような状況が続くスイスのボーディングスクールですが、9年生以上からの入学については、インタビューと読み書き英語テストが行われることは、昨日のブログで述べました。
9年生以上での入学難易度も学校によって差があり、Leysin American School、College Du Leman、Monte Rosa、Institut Auf Dem Rosenberg、St. Georges Schoolなどの学校は、IBプログラム以外にも高校卒業資格の取れるコースを提供していますから、英語力が無くても、入学を認めてくれるケースは多くあります。
9年生以上である程度の英語力を要求するボーディングスクールは、TASIS、Aiglon College、Le Rosey、Brillantmont Inernational School、Beau Soleil、Lyceum Alpinum Zuozなどです。繰り返しますが、これらの学校が要求する英語力はTOEFL、TOEFLJuniorなどのスコアにはよりません。あくまでも、インタビューとそれぞれの学校独自の英語力テストの結果によりますから、日本の中学校卒業後の留学をスイスのボーディングスクールでと考えるのであれば、十分なやる気と意欲があれば、9年生からの入学を条件として、上記のインターナショナルスクールにチャレンジすることも可能です。
http://www.boardingschools.com/

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