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#3 ボーディングスクール-コミュニティーという考え方

<9日、金曜日のブログに続きます>
ボーディングスクールに入った日本からの留学生の戸惑いは大きく3つに分類されます。
第一に学習習慣の違いです。歴史や理科などの教科書は日本のそれに比べると2-3倍のボリュームがあります。もちろんすべて英語で書かれています。授業を受ける前から厚さ4センチ、重さが1キログラムもありそうな教科書を渡され、それだけで圧倒されてしまいます。
実は、教科書は日本と違ってリファレンスといって参照するために使われることが多いようで、本の内容すべてを日本のように網羅するものではないのです。一クラスの生徒数は日本の1/4程度ですから、文科系のクラスが先生、生徒、あるいは生徒同士のコミュニケーションで進んでいくというのも日本と違い、英語力不足と相まって留学生が圧倒される要因となります。
第二に生活習慣の違いです。ボーディングスクールの寮生活は、「選ぶ」ということが基本で成り立っています。日常の食事の時は、自分で好きなものを選択することは難しくありませんが、土日のイベントなどは、多くの場合がサインアップ制です。何がいつ、どこで行われるので、参加希望者は下記に登録(サンアップ)してくださいということになります。
言葉が理解できないから登録も出来ないという理由以外に、日本の学校においては、大学以前には運動会や修学旅行など日本の場合、全校規模あるいは学年規模のイベントなどは登録などいりません。
第三に人間関係の違いです。先生と生徒の精神的距離が違います。先生によっては、ファーストネームで呼ぶことがOKな人もいます。先週のブログでもご紹介したように、ボーディングスクールでは、2/3くらいの先生が学校キャンパスで生活しています。彼らはほぼ例外なく、「質問があればいつでも訪ねてくるように」と生徒に言います。日本の学校生活では、先生への質問は限られた時間でしか行えませんが、ボーディングスクールの場合、先生がキャンパスに住んでいるので質問の時間帯も増えることになります。しかし、忙しいボーディングスクールの日々の中で、先生への質問は生徒が真剣に捻出しないといつでも気軽にとはいかないでしょう。
このような戸惑いのなか、ボーディングスクールでの生活は進んで行きます。
つづく

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