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留学失敗例 1 言葉の重さ

「失敗から学ぶ」ことほど効果的な学習はないと思います。これから留学をこころざす人にとって少しでもこの失敗例が参考になればと思います。
英語圏の文化と日本のそれを比べて、「言葉」の取り扱いが違うことへの理解はとても重要です。たとえば、映画ではよく耳にするF、D、Sで始まる4文字の言葉は学校という公の場所では絶対に使ってはいけません。ところが、言葉のハンディのある留学生にとって、その意味が良くわからず、また現地の生徒も面白がって留学生にそのような言葉を教えることがあります。
それらの言葉を授業や食事の時に用いれば、重大な罰則が与えられます。
「それはあたりまえ」と思われるかもしれませんが、日本とは、言葉の重みが英語圏では明らかに違います。日本の学校では、先生と生徒は友だち感覚で気さくに話すことはかなりの広範囲で許されることがありますが、ボーディングスクールではそれはいけません。授業中の私語や携帯電話の使用、居眠りなどはほぼ皆無といっていいでしょう。
そもそもボーディングスクールでは授業が10~15名くらいで先生も含めて、全員が対面するかたちで大きなオーバルテーブルや机を楕円形に並べて行うのが当たり前になっています。言葉とともに授業の重さも日本とはかなり違うように思います。ディスカッションやスピーチが頻繁に行われるなかで、私語、携帯操作、居眠りなどを恒常的にしていれば、退学になります。授業に参加せずに、定期試験の結果だけを出せばいいという考え方はボーディングスクール教育にまったくありません。
テスト勉強に慣れていて、学校の授業はそれほど重要でないと、もし、日本からの留学生が思っているとすれば、あるいは、先生とは友だちという感覚で先生に友だちのような意識で話をすることがあるとすれば、中学、高校留学においてそれは大きな「失敗」につながります。
あるボーディングスクールで日本人留学生がある生徒に対し、You are fat.と言いました。言われた生徒は、先生に訴えて、その生徒は停学処分までには至らなかったものの、2週間外出禁止という罰を与えられました。
留学生ゆえに、言葉のハンディは考慮されるものの、彼らの社会そのものが「個人」を日本よりも尊重するがゆえに、その人が使う学校での言葉にも日本よりも厳格な制限があるということを留学生は認識しないといけません。

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