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時間の使い方 - ボーディングスクール留学

テンスクールズで学んでいるある日本人留学生がそこでの勉強量が大きいことをしみじみと語っていました。スタディーホールのおおよそ2時間の学習時間だけでは、予習、復習に間に合わないそうです。
ハーバードのMBAで学んだ人がやはり宿題の多さに驚くと同時に、周囲の学生たちが思ったほどにがり勉ではないことにも驚いたそうです。
アメリカの寮制教育機関は、そこで学ぶ生徒たちに時間を管理することをしっかり身につけさせるようです。
日本であれば、一般的に受験対策は学校外のシステムの力を利用します。勉強の量と質が明確に与えられるので、その流れに乗っていれば、迷うこともありません。ただし、流れそのものに疑問を持ち始めると、脱落します。流れに乗り損ねないように、合格したい学校を特定して、そのための学習メニューをこなしていくことが必要です。
問題は、学校そのものの授業や活動が本人の目標達成のためにどれほど機能しているかですが、「受験対策」を学校内でのシステムとして取り入れて「受験生」のニーズにあった学習を生徒たちに提供することで、学校と学校外でのシステムが同調して、より大きな学習の流れを生み出そうとしているように私には思えます。
ボーディングスクールでは、時間の使い方をコントロールするのは、あくまでも生徒自身です。それが、初めからうまく出来ないので、先生方は「質問に来なさい」と言います。また、週に一度はアドバイザーと呼ばれる生徒の生活と学習など、学校生活全般の指導を行う先生との個別の話し合いが持たれます。しかし、これは受験対策システムとは言えません。なぜならば、生徒が先生に質問をしなければ、先生から生徒に積極的に声をかけ、課題を先生から提案したり、解決したりするわけではないからです。また、アドバイザーの先生との個別のミーティングにおいても、生徒が問題提起がなければ、ミーティングそのものは簡単に終わってしまいます。
流れに乗ることが厭でなければ、ある程度までの結果は予測できる日本の受験システムに対して、ボーディングスクールでの生活は、最初から終わりまで、自分で考え、自分で行動するという「自主性」の獲得を目標としていると思います。
言葉のハンディを持ちながら、親の庇護を離れ、まったく新たな環境で自主性を獲得することは、10代前半の生徒たちにとって、実は新たな自分の「考え」を中心とした流れを生み出すようです。

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