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Rumsey Hall Schoolについて

Rumsey Hall Schoolについて学校情報の詳細を昨日のブログに載せましたが、このジュニアボーディングスクールはコネチカット州のワシントンデポットという田舎にあります。ここからニューヨークのJFK空港までは2時間強、ボストンの国際空港までは3時間半ほどかかります。学校の隣には沢のような幅数メートルの川が流れ、そこではヤマメのような魚が釣れます。学校に至る一本道は舗装されていないところもあり、晴れた日の夜の空には天の川がくっきりと見えます
ニューイングランド地方の中心、コネチカット州にありながら地の利に恵まれてはいません。それにも関わらず、この学校は成長をし続けています。数年前にカフェテリアが新設され、食事も大幅に改善され、寮もリノベーション(改装)が積極的に行われています。
なだらかな山の中腹にあるこの学校は体育施設と女子寮、そして芸術棟に行くためには、急な坂道を100メートルほども登らないといけません。また、サッカー、野球、アメリカンフットボール、グランドホッケーなど屋外の運動場は、学校から数百メートル離れたところにあるので、そこに行くまで生徒たちは5分くらい歩くか、あるいは車で送ってもらわないといけません。
このような立地のハンディーをもろともせず、生徒たちは嬉々として坂道を登ります。カフェテリアに集っていた生徒は、みな明るく、元気がよく、笑顔があります。
「テンスクールズのような難関校へ進学するために、必要な教育をどのように行っているのですか」
という親からの質問に対して、アシスタントディレクターオブアドミッションのベン・タフさんは、
「テンスクールズに入学するためには、TOEFL、SSATのテストの点数が彼らの要求するレベルに達していないといけません。そのために必要なのは生徒のモーティベーション(動機づけ)です。モーティベーションを高めるため私たちは、生徒たちに新たなことへのチャレンジを応援しています。スポーツ、音楽、芸術など、何でもいいのです。チャレンジができて、自信を持つ体験ができれば、学習面でも自分が何を克服すべきか、自分の得意なところは何かなどが理解できます。そうすることで、子どもたちは自発的に伸びてゆくことができるのです。」
タフさんは、まだ若い人ですが、ご自身の家族とこの学校で寮生活をしています。そして、なんと体力増強のため、毎日100メートル以上続いている坂道を15回もジョギングしているそうです。可能性への挑戦を自らに課しているのは、生徒だけではなく、この学校で働いている職員の人たちにも言えると思います。
いい人が育っていると感じさせてくれる学校、それが私のラムジーホールスクールへの素直な印象です。

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