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#2 テンスクールズへの出願

中国や韓国からテンスクールズに出願をする生徒は、国籍枠からしても出願者が極端に少ない日本の生徒とは比べものにならない熾烈な競争になるにもかかわらず、毎年コンスタントに数名程度の生徒が合格しています。
繰り返しになりますが、テンスクールズには英語力があるだけでは合格できません。学力+スポーツ+芸術あるいは社会活動など、生徒としての総合力が無いと合格は難しいと思います。それらの要素を自国内で満たしてしまうというところが驚異なのです。
今から4年ほど前、Choate Rosemary Hallに行ったとき、そこには5名の日本国籍の生徒が学んでいました。先月訪問したDeerfieldには日本国籍の生徒は1名、Hotchkissにも1名しかいません。しかし、私の知る限り、テンスクールズに学ぶ日本人留学生で生まれた時から中学校までを自国で教育を受けた生徒は一人もいませんでした。
テンスクールズのみならずアメリカのボーディングスクールは人種のダイバーシティー(多様性)をとても重視しています。その点においては日本国籍の生徒の出願はアジアのなかではかなり有利に進められるといえます。
今、私はコネチカット州、レイクビルのHotchkissに3分で行けるInterlaken Innにいるのですが、今回学校訪問をするご家族と夕食を取っていると、小さなレストランで私たちの他に中国から来たと思われるご家族が食事をしていました。そのお子さんの年齢から推察するとHotchkissへのインタビューのためにこの宿に泊まっているのでしょう。
小さなロビーでこのブログを書いていると、更にアジア系の家族2-3組が外出していきました。今の時期、学校訪問が盛んな時ですから、おそらくこの宿には多くの学校訪問をするご家族が宿泊されていることでしょう。
今回同行しているお母さんとワシントンDCのダレス空港で乗継便を待っている間に、教育のよもやま話をしました。私たちの結論は、日本の中等教育の現状は、大学入試制度そのものが劇的に変化しない限り、中等教育は変わらないのではないかということでした。すなわち、考える教育、知育だけでなく、体育や情操教育にも力を入れるということを達成するのはとても難しいのではないかということです。
日本からの留学生は、幸いなことに行く先々のジュニアボーディングスクール、ボーディングスクールで評判が大変いいのです。一言でいえば、「行儀がよく、礼儀正しい」のです。その素晴らしい要素がテンスクールズで開花すればいいわけですから、今のところ、若くして日本を出ることがとても合理的ではないかと私は思います。

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