留学コンシェルジュ

日曜コラム 卒業生との語らい

金曜日に3人の卒業生がオフィスに遊びに来ました。
ひとりは4年ほど前に留学して、ニュージーランドの高校を卒業し、
現在都内の大学で学んでいる学生。
あとの二人は、私の息子と同年代で日本で働いている社会人です。
現役の大学生は、来週からアメリカに1年間行くそうです。
ニュージーランドで3年と半年を過ごした本人は、
日本の大学での勉強に満足していない様子でした。
その理由は、「学ぶ」ことに対する疑問なのだそうです。
やる気が留学していた時のように起きない。
何を目指したらよいのかがわからない。
ニュージーランドで熱心にやったラグビーを大学でも同好会でやったが、
飲み会ばかりなので辞めてしまった。
英語を話すサークルにも入ってみたが、
ここもやはり飲み会ばかりだったのでやめそうです。
高校時代、ニュージーランド留学でとても苦労し、必死で考え、
自分の行くべき道を作りつつあったが、
日本の大学にはどうもなじめそうにないそうです。
ニュージーランドからアメリカへ、少し日本の生活で錆びついてきた英語を
もう一度磨き直したい、そして自分の目指す勉強に没頭したい、
そのため再度留学という彼の生き方に私は拍手をおくりたいと思います。
そして、どこであっても、自分が打ち込めるものを探し、
自身の世界観をより拡げるためにこの1年を使ってほしいと思います。
6時過ぎてやってきたのは、ニュージーランドからアメリカへと留学し、
現在日本で仕事をしているOB君、彼から1時間ほど遅れてやってきたのは、
現在転職を考えているニュージーランド留学をしたOGさんでした。
彼らの十代半ばを知っている私ですが、今は二人とも立派に成長して、
元気に仕事をしています。彼らのご両親のこと、日本の社会への適応、
仕事観などなど、彼らと語り合っているとアッと言う間に時間が過ぎていきます。
OGさんは大学生の総合コンサルタントのようは仕事をしているそうですが、
これからも若い人たちとかかわっていきたいそうです。
OB君はお父さんの仕事を見ているせいか、自分でもその分野に進んでいきたいと、
今、そのための努力をしているそうです。
OGさんの口癖は、「いつも留学した時の心境を大切にしたい」です。
彼女にとっては、留学が自分の人生の大きな節目になっているわけですが、
初めてのコンサルティングの時から数えると10年にもなろうとする今、
まだ人生を語り合えることが私の喜びです。
今日から、アメリカに1週間、現地も夏休みの期間ではありますが、
学校訪問に行きます。

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