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日曜コラム ハートフォード空港でのハプニング

アメリカ、コネチカット州のハートフォード、
ブラドレー国際空港で学校訪問の帰途のおり、ハプニングが起こりました。
私にとって最も親しみのあるのが、
1年に3-4回訪れるこの空港ですが、搭乗ゲートに行ってみると、
人だかりができていました。
私たちのフライトの一便前、シカゴオヘア国際空港行きの飛行機が
フライトキャンセルとなり、その乗客の対応で列ができていたのでした。
厭な予感がしました。
案の定、私たちの便も35分あまりの遅れが表示されています。
10時27分出発予定だったUA696便が、ゲートに到着したのは、11時頃でした。
ここからワシントンDCまで、飛行機が離陸してから着陸までおおよそ1時間、
国際線の出発は午後1時15分、ゲートは1時に閉じます。
11時30分には飛び立たないと、到底国際線には乗れません。
キャプテンからのアナウンスでは、「なるべく早く飛び立ちます」
とのことでしたが、11時を15分過ぎても乗客は搭乗し終わりません。
いらいら、そわそわ、そして少しドキドキしてきました。
そして、1日余計にアメリカに滞在することを覚悟しました。
しかし、このフライトのキャプテンは、約束通り、乗客が搭乗し終わると、
遅れを少しでも取り戻すかのように、タクシング(飛行機の地上移動)から、
滑走路に入ると、飛行機を制止させずに、そのままエンジンの出力を
最大にあげて、飛び立ちました。
離陸は11時35分。乗り継ぎに間に合いそうだと思えてきました。
搭乗員に乗り継ぎを尋ねました。
「うーん、搭乗ゲートまでの距離が短ければ、乗り継ぎできそうだね。少し待ってください、この便の到着ゲートを確認してみるから。」
― ありがとう。
「この便、到着ゲートはC8だそうです。国際線はC3から出るので、とても近い。大丈夫でしょう。」
― グレイト!37番の席に私と一緒に国際線に乗る人が2名います。どうしたらいい。
「あなたが、先に行って、国際線のゲートが閉じないように踏ん張ってください。ゲートが閉まりそうになったら、『ちょっと待って。あと二人くる!』といってゲートクローズを引き延ばすようにしたらいい。彼らにはなるべく前に移動してもらって、少しでも乗継時間を短くしましょう」
― どうもありがとう。
この搭乗員はとても親切なだけでなく、ゲートの確認、
私が同行しているごお父さんと生徒を10番台の空いている席に移すのも
積極的に手伝ってくれました。
UA696便は12時30分くらいにワシントンDC、ダレス国際空港に到着、
陽気で元気な搭乗員とがっちり握手をして、
私は国際線ゲートを目指してダッシュしました。
成田行きの国際線、UA803便はすでに搭乗を開始していましたが、
私がゲートクローズを引き延ばさなくても大丈夫のようです。
搭乗口でお父さんと生徒を待っていると、
生徒が駆け足でやってきて、お父さんははあはあと息を切らしながら、
必死で息子を追いかけてきました。
お父さんがわが子を評して何度か私に、「やる時はやる」と言っていましたが、
その意味がはっきりと彼の行動でわかりました。
飛行機の遅れというハプニングで、私はこれからお世話をする生徒のやる気を
この目で確認することができました。
2泊4日の最短学校訪問でした。
お父さん、息子さん、大変お疲れ様でした。

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