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ボーディングスクール留学 授業の違い3

<昨日のブログに続きます>
ボーディングスクールの授業と日本のそれとの違いをいろいろと考えています。教育論、教育方法、そしてその根本にあるお互いの国の文化を比較すると、個人と集団の成り立ちの違いが明確になります。
思いやりの気持ち、協調性、勤勉さなどが英語圏では、日本と全く違います。それ故に、言葉以前の問題で留学生たちが学校生活でうまく適応できるまでに時間がかかるわけですが、その時間こそが彼らの将来にとって、計り知れない影響を及ぼすことになります。
初等、中等教育機関への日本からの留学生が成人の場合よりも、確率的に良い結果を出せるのは、人を思いやる気持ちを「自分」に向け、協調性を忍耐力に変え、本来の勤勉性をもって、新たな環境を受け入れることができるからだと思います。
日本の生徒は、概してどこのボーディングスクールでも評判が良く、また彼らをサポートするコンサルタントも中国や韓国と比較すると、優良な評価を受けていると言えます。
私は日本人の評判の良さを、今までそれほど気に留めることもなく受け流していましたが、これはとても重要なことであると思うようになりました。
どれほど頭が良くても、人と協調できなければ、頭の良さが役に立ちません。しかし、協調ばかりが重んじられても、自分が何を考え、どうしたいのかという自己の主張とそのために行動がなければ、自分が納得できる人生を歩むことができるかどうか疑問です。
単に知識を増やすだけでなく、生き方を学ぶことを本来教育が担うべきであると誰でも思いますが、果たしてその具体的な方法はとなると、既成の枠からなかなか外れることができません。留学はその既成の枠を壊して、新たに再生するところにその価値があると思います。
すべては手作りになります。また、再生方法はそれぞれの人が考えなければならなりません。その作業の過程で今までの自分が検証されます。自分が持っているソフトやハードをすべて使おうと思っても留学先においては、拒否されてしまうものもたくさんあります。
たとえば、試験の結果だけに固執していて、授業での発言が少ないと、自分が期待する結果が得られません。友だちとの貸し借りも日本のそれとは違います。先生ですら、大切な約束をいとも簡単に忘れることが珍しくはありません。
これらにどのように対処するかは、いわゆる机上の学習とは違うことですが、学習と同じくらい大切な生きるための技術を生徒たちに教えてくれます。
それを学ぶ時期は10代前半くらいが最も適切と私は思います。
つづく

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