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ボーディングスクール留学 授業の違い2

<昨日のブログに続きます>
生徒が「受けたい」と思える授業、あるいは、彼らの好奇心を刺激し、熱意を持って取り組ませる授業とは、いったいどんな授業なのでしょうか。それは、彼らが主役になれる授業だと思います。自分の意見が授業に反映される。当然、反論も出てきます。それを先生がうまくコントロールして、生徒が参加しているという実感を持たせることが、生徒にとって魅力的な授業ではないかと思います。
数学や理科の授業においては、やっていることが解らなければ、生徒は授業に参加できません。しかし、やっていることを理解しようと努める意識がなければ、そもそも授業そのものがなりたたない。故に、ボーディングスクールの数学の授業は、予習から入ることも多いのです。
まだやっていないところをやるように先生から言われる。受け身の授業が多い日本の生徒たちは、このやり方に驚きます。「教える前にやれとは一体何を考えているのか」というのが、日本人生徒の本音でしょう。そして、彼らは一所懸命に「予習」を自力で行います。そして授業に望むと先生は、宿題について「質問があるか」と皆に尋ねる。予習をやった生徒から質問が出る。しかし、宿題をやって来ない生徒もかなりいる。
真面目で律儀な日本人留学生はいよいよ授業の進め方が解らなくなります。
ボーディングスクールのすべての授業において一貫しているのは、可能な限り生徒が自主的に授業を受け、進んでいくということです。そこには、「試験に出るから覚える」という概念はありません。試験のために、難解な問題に授業で取り組むということもありません。受験とは全く独立して先生は独自の授業を最後まで行います。
あくまでも生徒が主役であり、極力、自ら覚えるという姿勢を身につけさせるように先生は努力します。
余談ですが、アメリカでは、合格した後に受験生に最終学年の成績結果報告を義務づけている大学が多くあります。D以下の成績を取った場合、合格を取り消すという大学も少なくありません。そして、これはその通り実行されるのです。
日本に比べて、おおよそが大雑把で緻密さや正確さに欠けるアメリカですが、この条件だけは、日本のほうが大雑把です。受験後の成績による合格取り消しは、日本では考えられません。
更に言えば、Dという成績をつける先生も学習評価に関しては、「冷酷」であるかのようですが、成績は絶対評価であるアメリカでは、大学受験がどうあろうと、成績評価はルールどおりに行われます。ですから、もし合格を取り消されることになれば、それは努力を怠った生徒が悪いということになります。
つづく

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