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英語力と生きる力 11 日本の教育とボーディングスクール

<前日のブログに続きます>
日本の教育システムでは、学習が受け身であっても問題ありません。むしろ、与えられたことを、淡々とこなすことがとても重要な要素となります。小学校の時期にそのスタイルを完成しておけば、中学、高校で迷うこともありません。
学習スピードと量を自力で決定できるというのが、日本においては学習の主体性とみなされます。
ボーディングスクールの教育は、そもそも根本が違うということを、すでに読者の皆さんは理解されると思います。日本の教育システムに比べたら、ボーディングスクールのそれは、回り道、より道、道草がなんと多いことでしょう。絶対的学習量は日本の30%くらいではないかと思います。
日本の子どもたちはせっせと塾通いをし、夜遅くに帰宅して、不規則ともいえる食習慣にも耐えて、さらに朝は通学に長時間をかけても、淡々と日常をこなしていく。好奇心や遊び心は漫画やアニメの世界では生き生きと表現されますが、現実にはあり得ないから、人気があるのかもしれません。
このような状況でスポーツクラブ活動あるいはその他の芸術、音楽活動をこの日常に盛り込むこと自体が不可能に近いと思います。それでもゴールに到達するために、遊んではいられないのが日本のエリートと呼ばれる人々の原型であるとしたら、果たして、日本の未来はどうなるのでしょうか。
学習量と質を見極めながら、出来るだけ早く目標点に達するというのは、単純作業です。その作業がうまくできる生徒がかしこさを認定され、数値化され、大学までの道筋が示されるようになっているという構図を変える時は今ではないのでしょうか。
ボーディングスクールの教育は、恒に考えさせられ、発表させられます。試行錯誤は尊重されます。それ故に、組み立て方、調べ方などが、先生が生徒に教える重要項目なのです。そのための情報をどこからどのように持ってくるか、暗記しなくても、今の世の中、必要な情報は瞬時に手に入る時代です。
ボーディングスクールでは、日本では考えられないほど受験対策が行われません。それを不満に思う生徒はあまりいないようです。では、彼らはSATをどのようにして克服するのでしょうか。なんと、日々の学習でそれが克服できるというのです。
日本の教育システムでは、考えられないことがボーディングスクールではたくさんあります。だから、留学生たちは親の心配をよそに、途中で勉強を投げ出して帰国などしないのです。
つづく

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