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日曜コラム 留学生、夏休みの過ごし方

日本と比較するとアメリカ、ボーディングスクールの夏休みは
ほぼ倍の長さがあります。
6月上旬から9月上旬まで3か月の長い夏休みが始まりました。
3か月あればまとまったことができるというのが、
ボーディングスクールの夏休みの考え方のようです。
まとまったこととは、たとえば1か月くらいの旅行を考える、
自分が不得意としている科目についての対策を考える、
サマースクールや、社会活動、ボランティア活動などをやってみるなど、
自分で考え、計画し、実行するというプロセスがまとまったことの中身です。
夏を中心に1年が回っているボーディングスクールでは、
サマータイムはとても特別な期間です。
「3か月間もどうしたらいいのですか」という質問を留学生本人から
直接受けることはほとんどありません。
質問の主はお母さんです。お父さんでないところも不思議とも言えます。
できることであれば、留学生諸君には1年を総括して自分が不満に思うところを
補ってもらいたのですが、彼らにとって最大の敵は自分自身です。
もちろんわかってはいるのですが、それを実行に移すことの難しさを
彼らは今までの夏に毎度のこととして、体験しています。
留学している時は、否応なしに対処しなければいけません。しかし、
いざすべてを自分に任されると、それをうまく活用させることは、
「留学生活」ほど簡単ではないことに彼らは気づきます。
あくまでも本人の意思が優先的に考えられるべきとは思いますが、
長期のサマータイムはできることであれば、
英語の環境に身をおくのがいいと私は思っています。
ボーディングスクールのサマースクールは、
日本の塾や予備校の夏期講習とは根本的に異なっていて、
詰め込み学習に明け暮れるということはありませんが、
新たな体験や発見という意味では、暗記モノの学習と違って、
有機的な効果が期待できることでしょう。
もちろん、英語力不足を自力で読書や作文に取り組んでみることもできます。
3か月の長期わたり、自分の好きに時間を使うことができるサマーは、
その気になりさえすれば、英語力を飛躍的に伸ばすこともできます。
受験勉強に一人で取り組むいわゆる「自宅浪人」的な学習ですが、
読解力を向上させるのに、日本の英語関連の参考書や問題集はとても
合理的に作られていると思います。
英語世界にある程度触れた留学生にとっては、日本の英語教材を
ある程度選択できる実用知識も備わっているので、
能動的に勉強に望めば、あらたな自分の世界が見えてきます。
留学生の皆さん、1年間、ご苦労さまでした。
君たちの生きる力をもってすれば、この夏はとても面白いものになります。
ぜひ、新たなことに「チャレンジ」する気持ちをこの夏に育ててください。

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