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スイスのインターナショナルスクールについて

英語圏の国のボーディングスクールと比較して、スイスのボーディングスクールの特徴は、生徒の国籍の多さと英語以外の生活言語にあると思います。
学校での公用語を英語としながらも、学校外ではフランス語、ドイツ語、イタリア語が話されている環境ですから、それらの言語を覚えることに大きな抵抗がなくなります。抵抗がなくなれば、必要最低限のコミュニケーションのための言葉は自然に習得できる。それがスイスのボーディングスクールの学習環境です。
学習に関しては、IB(インターナショナル・バカロレア)プログラムが基本となっています。このプログラムはアメリカ方式、イギリス方式の高校を終了するための学習に比べると、その基準が2-3割高いと言われています。
しかしながら、アメリカ、イギリスの入学難易度の高いボーディングスクールでIBプログラムを持っている学校はありません。これからも、これらの学校はIBプログラムを導入することはないと思います。
スイスのボーディングスクールでIBプログラムに特化している学校にその理由を尋ねると、すべての生徒がそれを目指せるからという単純な答えが返ってきます。すなわち、IBの要求が高すぎるということはなく、あくまでも、最低限IBスタンダードはクリアしなければならないという学校の方針は明確です。
高校1年生からスイスのボーディングスクールに留学し、IBプログラムを目指すとすれば、その準備期間は1年です。この期間内にIBプログラムに耐えうる英語力を身につけるということになります。英語の小説を読み、その感想を英語で書けるようになるための英語力は一般的にはTOEFLで最低でも60点は必要となるでしょう。
もちろん、IBの現実として、英語力のみならず、数学力や科学などでのリサーチ力、そしてプログラム全体を通じてのディスカッションやスピーチの要素も入って来ますから、意欲、学力のあることが前提として、スイスのボーディングスクールでIBを目指すには、4年間が妥当ではないかと思います。
アメリカ、イギリスのボーディングスクールの場合、IBプログラムという世界スタンダードの高校卒業資格がない学校が大多数ですが、入学難易度の高い学校は、ESLがなく、入学時にかなりの英語力を求められます。しかし、スイスのボーディングスクールでは、最後の2年間がIBプログラムですから、そこに至るまでの間はESLサポートつきで学習が可能です。その意味では、アメリカ、イギリスのESLのないボーディングスクールよりも入学難易度は低いと言えます。
つづく

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