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日曜コラム 自然と親しむ

埼玉県東松山市に森林公園という公営の自然公園があります。
毎年、ゴールデンウィークには家族連れの行楽客でにぎわいます。
派手なアトラクションは全くありません。
ここに遊びに来る人は、皇居ほどの広さの公園を散策したり、
自転車でサイクリングしたりして楽しんでいるようです。
公園の周囲は田圃、畑で囲まれています。
この森林公園を眼前にしたところに、私たちが「ヤマ」と呼んでいる縦10メートル、
横20メートルほどの小さな土地があります。
なぜヤマかというと、数年前まで15年ほど、ほっておいたところ、
篠竹、蔦、そして幹が15センチほどに成長した杉が数本生えて、
文字通りヤマの体をなしていたからです。
今までに日曜コラムで数回ご紹介させていただきましたが、このヤマを
私たち家族は自然と親しむ場として、活用しています。
毎年、ゴールデンウィークのころに草取りに出かけます。
この時期、篠竹がそこかしこに生え始め、葛(クズ)の蔦が伸び始めます。
伸び放題だった2-3メートルもある篠竹はすでにすべて刈り取って、
数か所、山積みにしたものを半年以上かけて燃やしましたが、
それでも、あとからあとから篠竹は生えてきます。それをほっておくと、
夏の時期に瞬く間に成長して、ヤマが復活してしまいます。
手ごわいのは、篠竹よりも葛のほうです。
地表に生えたものを取り払っても、この植物の地下茎はしぶとく、太く、
地下に潜っていて、それを掘り起こすためには、つるはしが必要です。
時には、地面を20センチ、30センチと掘り進んで、10センチほどに成長した
茎を根こそぎ取り払わなければなりません。
そのような葛がこの土地に蜘蛛の巣のようにはびこっています。
やれやれと思いながら、私は草薙払い機で、下草を刈り、葛をつるはしで掘り起し、
篠竹をスコップで掘り返していきます。
それらを一か所にまとめて、積み上げていくのは、家内の仕事です。
家内は農家の出身なので、自然のことについて、
理科の知識は私よりもはるかに豊富です。
私も家内も、初夏の時期、盛夏、初秋、晩秋にヤマに訪れて、
数時間、農作業の真似事をすることは楽しいひと時といえます。
この土地は日当たりがとても良いので、植物は良く育ちます。
その特性を生かして、家の庭に植えてある蜜柑の木を
ヤマに移してはどうかと家内は言います。
去年、わが家の庭の蜜柑の木に2つの実がなりました。
今年は、すでに多くのつぼみが見られるので、
枝もたわわに蜜柑が実るかもしれません。
秋に成ったら蜜柑の木の引っ越しをしようと思います。
自然と親しむ時間をこれからもより増やしていきたいと思います。

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