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アメリカボーディングスクール ♯4 夏休みの過ごし方

<火曜日のブログに続きます>
前回のブログでアメリカボーディングスクールの10年生と11年生の生徒の夏季ボランティア活動を例にあげて、夏休みの過ごし方について述べました。
受験対策として夏休みを利用した短期集中暗記勉強よりもいわばリベラルアーツ的な発想がそこにはあるように思います。その一方で日本や韓国、そして中国に見られる単純学習補助的システムが欧米には驚くほど発達していません。
リベラルアーツというおそらく日本でこれから高等教育の大きな目標となる考え方が中高生の夏休みの過ごし方にも影響しているのでしょうか。
リベラルアーツとは、シンプルに言えば、多岐、広範な一般教養知識拡大による自己の生き方の確立と個人的には思っていますが、そのためには、教える側と受ける側の親密な関係が欠かせないため授業は、お互いの意見が交換できることが基本となります。
それに対して、短期集中暗記学習は、意見交換の必要はないので、授業は大規模でも差し支えありません。
双方の共通点を考えると、少人数、大人数を問わずやる気があれば、いずれのシステムからでも参加者は恩恵を受けることができると思います。
教育に絶対はなく、あくまでもそれを伝える側と受ける側の関係性でその価値が決まると私は思っているので、夏休みの過ごし方も幾つかの選択肢があっていいわけですが、いずれを選択するにしても、参加者である生徒がそれに熱中することが最重要課題です。
日本式大規模教育で疲弊ぎみな中高生にボーディングスクール的、小規模による様々な活動に参加させることは、彼らの「勉強」に対するパラダイムシフトを引き起こす可能性を十分に秘めていると思います。但し、日本式教育に比べると即効性に欠けるので、複数年のタイムスパンで考えていく必要があると思います。
10代前半から半ばの子どもたちに、ボランティア活動や少人数クラスで暗記から離れた学習を体験させることで、彼らが人間的に成長することの重要性に気付き、結果として自ら主体的に暗記的学習に取り組めるようになることができれば、とても有意義な夏休みの過ごし方ができると思います。

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