留学コンシェルジュ

日曜コラム 子どもたちの成長と可能性

中学校から高校にかけて、子どもたちは劇的な成長を遂げます
留学生をお世話していると、その現実を実感します
その時期の教育が彼らの人生にとって極めて重要であることは
多くの専門家の一致した意見ですが、その割には日本の教育が
次代のニーズに合わせて変化していないと思います
多くのアメリカのボーディングスクールで、入学時に生徒にIpadや
ノートパソコンが支給されています
宿題や課題の提出も紙媒体でなく、ネット上で行われるようになっています
合理的に時間を使うことで、余った時間を生徒たちは勉強以外のことに使います
多情多感な時期であるがゆえに、本とノートにしがみつくだけでなく
いろいろなことを経験させたいと願うボーディングスクールならではの
教育に対する工夫は世界から多くの人たちを集めます
初めてオフィスに来た時の生徒たちが5年もすれば立派な大人になる
というのがコンサルタントとしての私の実感です
ジュニアボーディングスクールで学んだ生徒たちは、日本にいても
仲間内では英語でのコミュニケーションが多いようですが
もちろん、英語と母国語の使い分けは彼らの得意とするところです
2つの言葉を獲得した彼らの将来を思う時、ボーディングスクールという
親の子に対する投資は間違ってはいなかったと思います
おそらく思春期の彼らの「劇的な」成長を支えているのは
異文化という障害物を彼ら自身が独自の工夫と努力で乗り越える
意志力ではないかと思います
日本でも昔から言われている「かわいい子には旅をさせろ」の現代版です
彼らの10代の旅はかなり長く続きます
また、かなりの距離を踏破することになります
この物理的要素がもたらす彼らへの精神的効果は、それを行った彼らが
その後の人生を歩き続けることで証明されるでしょう
それを目撃できる立場のコンサルタントであることに
私はとても感謝しています

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