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留学生の本音4 ― ほめてもらえない

前日のブログで私は日本人留学生が学校を批判することについて述べました。そうする彼らの態度について、私は批判的です。日本からの留学生について、なるべく私は否定的な意見は述べたくありません。それよりも、彼らが積極的になれる方法やアドバイスがその場でできたらどれほどいいかと思います。
私がサポートをしている生徒のなかにも「留学しなければよかった」などと否定的な意見を持った生徒はいると思います。しかし、私は生徒から直接それを聞いたことはありません。その理由は、彼らは自らの否定的な考え方を留学生活のなかで肯定的あるいは積極的意見に転換しているからです。
留学によって生徒たちは変わっていきます。
変化の過程は人それぞれですが、変化を受け入れない生徒はいません。受け入れるまでの時間が長い生徒は、留学前にほめてもらえる機会がとても少なかった人たちではないかと思います。
学校訪問でたまに遭遇する学校に対して批判的な生徒は、そうするに足る理由や根拠を日本での学校生活のなかで作っているにちがいありません。
その裏付けとして、私が今までに会った小学校留学をしている日本人留学生は、一人として学校批判をした人はいません。小学生ですから新たな環境に順応する力はとても大きいと思いますし、ジュニアボーディングスクールでも小さなことでも生徒をほめることを基本としていますから、批判的、否定的精神が芽生えようなないのではないかと思います。
ほめることは、良好な学業成績を得るための最大のソフトウェアではないかと思います。そのソフトウェアが欠けて15才に達し、留学を実行すれば、新たな環境にプラスに順応する前に、マイナス的解釈と言動、そして時として行動があっても仕方無いと私は思います。
「この学校に留学するのはよしたほうがいい」、「留学しなければよかった」、「早く(日本へ)帰りたい」、「(ボーディングスクールでの)つまらない生活」、「退屈」などという発言の裏には、明らかに留学が自分の意思でなく、「島流し」的な受け身的意識が感じられます。
彼らに対して、「なんと甘ったれている」、「自己中心的」、と批判的になるのは簡単ですが、それでは解決になりません。
彼らがなるべく早くに自分を客観的に見つめ、ボーディングスクールでの生活と日本での生活の違いを考える余裕を持てば、将来に向けて必ずメリットとなる要素をたくさん発見できると思います。
ほめることを基本としているボーディングスクールが、彼らの否定的な精神を根底から癒し、異文化適応という苦労を受け入れて、生きることに積極的に成れるようになることを祈るばかりです。

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