ジュニアボーディングスクール―学校選定の要素
アメリカのジュニアボーディングスクール、東海岸に集中しているその学校群を前回のブログに続き再度下記に掲載します。括弧内は順番に寮生受入れ学年、寮生数/総生徒数を表します。
★Cardigan Mountain School(6~9:200/225)
★Eaglebrook School(6~9:205/256)
★Fessenden School (5~9:105/528、注:通い生徒幼~9)
★Hillside School (4~9: 102/160、注:通い生徒幼~9)
Fay School(7~9:148/466、注:通い生徒は幼~9)
Rectory School(6~9:246/148、注:通い生徒は幼~9)
Rumsey Hall School (5~9:139/335 、注:通い生徒幼~9)
Indian Mountain School (6~9: 82/239:注通い生徒幼~9)
Bement School (3~9:43/219、注通い生徒幼~9)
North Country School (4~9:48/68、注通い生徒4~9)
ボーディングスクールの入学難易度は一般的には、総生徒数と寮生数対総生徒数の比率でおおよそ決まります。例えば、テンスクールズの中でも最難関校と言われているPhillips Exeter Academy 、Phillips Academy Andoverの寮生対総生徒数はそれぞれ863/1084、851/1154です。
高校としてのボーディングスクールの入学難易度のおおよその目安は寮生数が300人以上で、寮生対総生徒数比が8割を超えるような学校は私の基準のランク4にあたるESLのない学校で、TOEFLの点数も最低でも80点くらいが目安となります。
ボーディングスクールに比べてその数が十分の一程度のジュニアボーディングスクールにおいては、上記の基準が当てはまるわけではありません。
上記10校のなかで、最も高い英語力を要求するのは、Fay Schoolです。TOEFL Juniorの点数は最低でも800点くらいは必要でしょう。Rumsey Hall School、Fessenden School、Bement Schoolは、インタビューで英語でのコミュニケーションがこなせないと入学は難しいと思います。もちろん、英語力だけの要素で合否が決まるわけではなく、英語力がたとえばTOEFL Juniorで700点くらいであっても、スポーツ、芸術分野で秀で、学習意欲や好奇心旺盛な態度がインタビューで示すことができれば、合格の可能性はあります。
つづく