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能動的教育 5 

<前日のブログに続きます>
今まで何度か10代の留学における親の役割の重要性について述べてきました。寮生活という新たな環境に適応するために親のサポートは欠かせません。そのスタイルはそれぞれの家族によって違います。
スカイプなどを使って、週末にわが子に勉強を教える人、感謝祭や冬休みなどに日本から現地へと出向く人、時差もあり、連絡の取れる時間が限られているために仕事や家事の合間をぬってわが子と連絡を取る人など、親のわが子に対する意識の連帯ほど重要な教育的役割はありません。
ボーディングスクールはその大切さを十分にわかっていると思います。それ故に親がわが子と連絡を取るということには、積極的に協力もしてくれます。また、アドバイザーという日本で言えば担任の先生はこちらから質問や意見を投げかければ、それなりの答えを返してくれます。ひとりのアドバイザーが担当する生徒は多くても10名程度ですから、日本の学級担任の先生に比べると、一人の生徒にかかわる時間も多くとれます。
ボーディングスクールは、日本式に考えるとその学習量は決して大きくはありません。スタディーホールと呼ばれる夕食後の自習時間は、基本的には本人主導で行われ、その時間は長くても2時間です。先生が「監督」をして勉強をさせるというようなことはなく、あくまでも本人が「自分で」何をすべきかを考えます。
「それで充分なのでしょうか」という疑問を多くの日本の人たちは持つと思います。一日2時間程度の学習でやっていけるのだろうかという疑問です。更には放課後はスポーツが必須であり、水曜日と土曜日は遠征があります。加えて、10名から15名での少人数クラスではディスカッションが盛んに行われている。一体、ボーディングスクールの生徒たちはどこで「勉強」をしているのだろうということになります。
四当五落ということがまことしやかにささやかれる日本の受験勉強の世界に置いては、ボーディングスクールというところの学習形態は不思議の一言であるかもしれません。
おそらく、ボーディングスクールの生徒を支えているのは、学校、本人、家族の連携ではないかと思います。それが、本人がすべきことを自ら選択させ、それに向かって努力をさせるのです。では、物理的な学習量はどうするのかですが、これは日々の学習への集中と徹底した時間の管理、そして休み期間の活用です。
つづく

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