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能動的教育 4 自己啓発は10代から

<前日のブログに続きます>
これからの時代では、10代初めから半ばにかけて異文化を体験することの重要性がより高く評価されてもいいと思います。その目的は語学の習得ではなくて、自立心の向上、世界的な視野の獲得、日本を客観的に見る意識の獲得など、自己啓発的な精神を養い、向上させることにあります。
10代でそのようなことが必要であるかどうか、その判断をくだすのはそれぞれの家族であり、その人たちが考えている教育的価値観です。
今までは自己啓発的な学習は、大学生以上、主に社会人になってから行われていました。そして、それらが必要である背景には、仕事や生活をより積極的なものに変えたいという本人の自主的欲求がありました。
その自主的な欲求を10代で作り出し、自分なりに納得できる結果までを導き出すことができれば、その発想や行動形態が将来に向けて大きく進展する可能性がかなり大きく広がります。
そのような人生に関する応用問題の前に小学、中学、そして高校時代は基礎的な学習をすべきだという考え方が今までの教育の主流ですが、そのパラダイムを変えないといつまでたっても暗記式の学習を中心に置かざるをえないのではないかと思います。もちろん、暗記は必要なことですし、そのための対策も考えなければいけません。
問題は、子どもたちをどのように成長させたら、暗記のような作業を自ら行い、結果をだすという自己管理ができるかということです。己管理が早くできることに越したことはありません。
自己管理や自己啓発は大人になってからでいい。その前にとにかく良い大学に入ることだ。そうすれば、そこでは良い教育が行われていて、結果的に良い人生を歩むことができる―という価値観は、グローバルな視野から見ると、あまりにも狭量のように思えます。
能動的教育の本質は、社会に出た時に、「自分」を会社に売り込むための自信を獲得することにあります。そして、自分が本当に愛せるもの、好きなことに向けて、一所懸命に努力できるその環境を作り出すことにあります。
言われたことをやる、さらにそれを早くやる、正確にやるという今までの安定した環境を捨てて、まったく未知の世界へと旅立つことは、人生のなかでもとても大きな決断が必要です。また、それを本人に決断させることは現実的には無理があります。それ故に、能動的教育には、家族の連帯が重要です。
家長を中心として連帯するのか、あるいは夫婦が対等に、あるいは役割を分担して連帯するのか、そのパターンはそれぞれの家族が決めることになります。
つづく

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