留学コンシェルジュ

ホームシックへの対応-3

<昨日のブログに続きます>
留学生にとって、彼ら同士の小さなコミュニティー(社会)から抜け出すことが、成長のためのステップとなると昨日のブログで私はのべましたが、自然にそうなればいいのですが、現実はそれほど簡単ではありません。簡単ではないからこそ、彼らには外部からの援助が必要となります。
ホームシックから留学生が立ち直るきっかけは、彼らのこころに芽生えた「危機感」が大きな役割を果たすと思います。「留学は何のためにしたのだろう」、「このままで英語が身につくのだろうか」、「日本の生活と留学生活、その違いは何だろう」、言葉のハンディを持った者同士が集まることによって安全な場所を確保するというのは、人の自然な成り行きともいえると思いますが、留学である以上、それぞれには「こころざし」があります。ホームシックという寂しさのなかででも、留学生たちは自問自答を繰り返しています。そして、彼らは克己、自立への方向に向かいます。
中等教育の時期は子どもたちが精神的にも大きく成長する時期です。その時期に留学をするわけですから、彼らの精神の振れ幅はかなり大きくなります。ホームシックになるのも当然と考えられます。
これは彼らが乗り越えるべき試練であり、精神的に楽な方へと向かいつつも、その逆にも大きく揺り返すという状況です。一つだけ明確に言えることは、ホームシックが高じて帰国するというケースはあり得ないということです。
ボーディングスクールの機能としてのアドバイザーやメンターシステムなどがうまく使えなくても、親に電話をしながら感極まって泣いてしまっても、英語力が思うように身につかなくても、「ここでやり遂げる」という意思を留学生たちが放棄することはありません。その理由は、彼らに生まれながらにして備わっている「生きる力」というDNAがそうさせると私は確信しています。
わが子が異文化のなかで一人で生活し困っていても直接に手を下すことができないお母さんにも精神的に大きな葛藤があると思いますが、ホームシック克服のプロセスからは、子どもの成長のみならず親の成長も必ずあります。
ホームシックのみならず、わが子が留学先で落ち込んだり、異文化のギャップに不適応を起こしている時は、成長のための試金石と捉えて、わが子を信じて、さらに信じて見守ってあげてください。

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