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ホームシックへの対応-2

<昨日のブログに続きます>
ホームシックに陥る生徒に共通していることの一つに人に尋ねることができないということがあります。ボーディングスクールのみならず、英語圏の文化として自ら発信するということは、ごく自然なことです。ところが、日本では、自ら発信することは、学校や社会で尊重されていても、それが無くても済むように出来ています。
それに加えて、英語が解らない状態であれば、アドバイザーである先生との週一回の個別面談でも話すことがありません。日本であれば、お互いの気遣いもあり、「質問がなくても、困っていることがたくさんありそうだ」などと先生は生徒の気持ちを察してとにかく話を引き出そうとするでしょうが、英語圏ではそこまでの気遣いはないと思わなければいけません。それ故に、ボーディングスクールの機能を留学生たちは当初はうまく使いこなすことができないのです。
留学生たちはとても孤独な状態にあります。もちろん、それだけの理由で彼らが留学を諦めるわけでは決してありませんが、精神的にはかなり苦しい状態、すなわちホームシックになるわけです。このような時、何よりもお母さんの存在と役割が生徒たちにとってありがたく感じられるに違いありません。また、お母さんから元気をもらうことが、彼らを勇気づけ、異文化のなかにジャンプするきっかけを作ることになります。
留学当初から安定期に入るまで、留学生の孤独感、沈黙、そして焦りなどが、お母さんに伝わって、海を越えたコミュニケーションが確立すれば、それに越したことはないのですが、一般的には、留学生たちはごく身近な人たちに救済を求めます。すなわち留学生同士の団結です。これは、日本人に限ったことではありません。中国、韓国、ロシア、メキシコなどの国からの留学生もそれぞれの学校で小さなコミュニティーを展開しています。
このコミュニティーが個々の留学生にとって有益に作用することは、残念ですがあまり無いようです。彼らにしてみれば、ただ安心していたいという理由で昼食時や、就寝前の自由時間の時などに、ほぼ無意識に寄り集まって時を過ごします。
このコミュニティーから自然に抜けることが留学生にとって、ほぼ誰もが経験する成長過程でのステップであるようです。
つづく

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