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文化のインパクトと目標2 ボーディングスクール留学 

留学生の達成目標をステップごとに追っています。まず生活英語をマスターして、生活に困らないようにするというのが第一目標です。この目標を達成するには1年もかからないことは、今まで数回ブログで述べてきました。
ここで再確認をしなければならないのは、日本では6年間かけても英語学習において、「話せる」という目標が達成できる生徒はそれほどいないのに、留学すると1年以内になぜすべての生徒がその目標を達成できるのかということです。
「英語の環境にあれば、それは誰でも達成できる」ということは真実ではありません。成人で語学研修に行く人たちが、かなりのパーセンテージ(半数以上)で当初の目標である「英語マスター」を達成することが出来ず、海外赴任をした人たちとそのご家族が日常生活で、異文化に溶け込まず、日本人社会のなかで過ごす人も多々いることを考えると、英語圏長期滞在だけでは、容易に英語力習得という目標達成ができないことがわかります。
重要なのは、インパクト(衝撃)です。成人になればなるほど、語学の習得が難しくなるのは、異文化インパクトをまともに受けることなく、それらを容易に避ける方法を考え出せるから、あるいは出してしまうからではないかと思います。また、周囲も大人の人たちの行動を監視したりはしません。10代前半の留学生の寮生活では、英語学習を伸ばすための昼間のクラス、それが終わった後、スポーツ活動そして、食後の自習時間と先生への質問など、1日のスケジュールが組まれていて、インパクトを避ける余裕の時間帯はないと言えます。
大人であればどうでしょうか。If you have any questions, please let me know.に対する答えは、Yesですが、このYesが実行されなくても問題にはされません。しかし、寮生の場合は、成績がC-以下であれば、何らかの対処がアドバイザーや先生からなされます。
インパクトをまともに受ける留学生たちは、それまでの人生のなかでもっとも過酷な経験をするわけですから、それは彼らにとっては、驚きであり、脅威以外のなにものでもないでしょう。しかし、逃げ場がない時に、彼らはしっかりやることを無意識に覚悟できるのだと思います。そして、自分が覚悟した時に、ちょっと視点を変えるだけで、臆病な自分が勇敢に現実に向き合えることを知った時の喜びはなにものにも変えがたい彼らの誇りになるはずです。
そのような状況を作れるのがボーディングスクールの教育の大きな特徴と言えるのではないでしょうか。

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