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入試の現実 ジュニアボーディングスクール留学 

アメリカのボーディングスクールは毎年、9月から新規の活動を開始します。もちろん、ジュニアボーディングスクールも同様です。毎年、11月のこの時期、多くのボーディングスクール、そしてジュニアボーディングスクールのアドミッションスタッフが日本を訪れます。TABSフェアー(今年は11月17日月曜日、午後6時30分時~8時30分)とは別に独自に日本を訪問するボーディングスクールもかなりたくさんあります。
先週のブログ、「留学の必要性」でアメリカ東海岸のジュニアボーディングスクールの今年のアドミッション(入試)状況を簡潔ご紹介しました。中国と韓国からの志願者多数のため相当な倍率になっているようです。この傾向があと数年間は続くと思われます。そして、アジアからの留学生受け入れの学力、英語力の基準が毎年高くなっていくと思われます。
アメリカ、東海岸地方のジュニアボーディングスクールはおおよそが中国と韓国からの志願者が他の国に比べて突出して多いため、この2か国に関しては、ローリング(出願後の早期合否発表)では行わないようです。
日本からの志願者は幸なことにジュニアボーディングスクールでのアドミッションはローリングなのです。すなわち、来年9月の入学を目指すのであれば、アドミッションに関するすべての書類と条件がそろえば、ほぼ1か月以内には合否発表がなされるということです。
では、書類と条件とは何かというと、Fay SchoolのみがSSATを要求しますが、他のジュニアボーディングスクールは、下記の書類と条件のみで審査が可能ということになります。
① 推薦状3通(英語、数学、アドバイザー・あるいは学校管理者)
② 成績証明書(過去2年以上が原則)
③ 出願書類(本人の作文は必須、その他親の作文を必要とする学校あり)
④ TOEFLJuniorスコア(学校によっては必要としない)
⑤ インタビュー(スカイプインタビュー可の学校あり、また訪問を強く勧める学校あり)
日本からの志願者はジュニアボーディングスクールでは優遇されています。もちろん、単に応募者が少ないというだけではなく、受け入れた日本人留学生が良い実績を示しているからです。ジュニアボーディングスクールを訪問して、日本人留学生の不品行や暴挙は聞いたことがありません。
正直さ、勤勉さ、誠実さなど、日本からの留学生はとても評価されるのです。唯一問題にされるのが、英語力にほかなりません。
つづく

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