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文化の日 剣道日本一について

毎年、11月3日、文化の日は剣道日本一を決める全日本剣道選手権大会が
東京都九段にある日本武道館で行われます。
今年の剣道日本一は筑波大学3年生、剣道四段、福岡県出身、
竹ノ内佑也選手でした。現役の大学生の剣道日本一は川添哲夫さん(構え上段、教員、1988年引率先の上海で列車事故に巻き込まれて死亡、享年38歳)以来、
43年ぶり、21歳5か月の最年少優勝記録を樹立しました。
ファイナルは同県出身の剣道五段、福岡県警の國本錬太郎選手でした。
最初の一本は、開始早々に竹ノ内選手が見事に伸びのある面を決めました。
二本目は、國本選手の小手を返して、竹ノ内選手が面を取ったのですが、
リプレイで見ると、竹ノ内選手は國本選手の面を捉えてはいません。
竹ノ内選手の竹刀を國本選手は完全に面を横に振って避けています。
接近戦であまりにも竹刀の動きが早く、お互いに近づいているために、
3人の審判が正確な判定が出来なかったのです。
ベストエイトの試合でも畠中選手が突きを決めましたが、
この「突き」は、防具の突きの部位にあたる突き垂(喉元を防護する部位)を
突いてはいなく、胸元から直接喉元に竹刀が入っています。
本来の剣道では、「一本」の定義は、有効打突部位を打つことが原則です。
突き垂を直接突かずに、胸元から滑るようにして喉元を突くのは、
胸突きといって、10年以上前に有効打突から外されています。
私が言いたいのは、人のジャッジは3名いても完全ではなく、
かなりの過ちが存在するということです。
それで、日本一が決まってしまうのは対戦相手相互にフェアーではないと思うのです。
現に、今年のファイナル、2本目の竹ノ内選手の面に、
國本選手は納得いかない様子でした。
剣道は今や世界大会が開かれるほどのスポーツに発展しました。
その時のジャッジ3名はもちろん世界から選ばれます。
これから剣道が柔道のように世界に発展するために、私は剣道の世界にも
テニスのようにチャレンジがあっていいと思います。
もちろん、チャレンジを申請するのは打たれた相手です。
一本を取られたほうがチャレンジをすれば、そのシーンを再生して、
3名以外のジャッジが最終的な判断を下すことがあってもいいと思います。
剣道を愛し五段の称号をいただく自身として、
剣道が世界に誇るスポーツとしてこれから進展するために、
フェンシングのようにジャッジの客観性をある程度までは、
物理的に高めることも必要と感じた今年の全日本剣道選手権大会でした。

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